時は紀元前、中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・嬴政を壮大なスケールで描く漫画「キングダム」(原泰久/集英社)は、2006年1月より「週刊ヤングジャンプ」にて連載を開始し、現在までに単行本は79巻まで刊行され、累計発行部数が集英社青年マンガ史上初となる1億2千万部(2026年3月時点)を突破。2019年『キングダム』、2022年『キングダム2 遥かなる大地へ』、2023年『キングダム 運命の炎』、そして2024年『キングダム 大将軍の帰還』の4作品でシリーズ累計動員1,734万人、興行収入245億円を突破。“伝説”ともいえる快進撃を続け、令和を代表する国民的大ヒットシリーズとなった映画『キングダム』が、原作連載20周年を迎える記念すべき今年、いよいよ再始動となる。

そんな待望の最新作『キングダム 魂の決戦』は、シリーズ最大規模のスケールで描かれる秦国存亡をかけた大攻防戦を描き、7月17日(金)に公開を迎え、公開から19日間で動員287万人、興行成績44.4億円を突破し、大躍進を続ける。

この度行われた特大ヒット御礼舞台挨拶には、天下の大将軍を目指す主人公・信(しん)役の山﨑賢人と、本作から初登場となる信のライバルで、同じく大将軍を志す若き将・蒙恬(もうてん)役の志尊淳と王賁(おうほん)役の神尾楓珠が揃って登壇。

国家滅亡の危機という絶体絶命な状況に立ち向かう同世代が集結する中、“魂の大ヒット”をしている本作への反響も大きく、それぞれの役柄、そして作品についての感想が寄せられた。
「山崎さんには、一生信を続けてほしい!」という声には「できたら嬉しいですよね」とはにかむ山﨑。飛信隊の旗を上げるシーンは山﨑自身も思い入れがあり「演じていても好きなシーンで、飛信隊の旗を初めて映画の中で掲げたので、感慨深いものがあり、1作目から続けてきて、5作目で飛信隊の旗を、というのが熱くて好きなシーンです」と話し、「4作目までの王騎将軍を筆頭に、色んな方々の想いを背負いながら、5作目も良いものになればと思ってやっていたので、嬉しいです」とコメント。

頭脳明晰な知将・蒙恬(もうてん)役として出演した志尊は「原作でも人気なキャラクターなので、原作ファンの方々がなんだよ!って思わないように、精一杯やらせていただきました」と振り返ると、山﨑から「本当にドンピシャだなって。魅力的な蒙恬でした」と絶賛。
信と蒙恬の関係性について、志尊は「賢人だからあの距離感が作れたかなと思ってて。僕ら3人のシーンは少ないので、山陽の戦いとかの関係性をどうワンシーンで表現するか、賢人との距離感があったからできたと思いました」と語る。

王翦の息子・王賁(おうほん)を演じた神尾は「僕はこれまでのシリーズを視聴者として見ていて、いつか出たいと思っていたので、王賁という原作屈指の人気キャラクターを任せていただけて。それに対して(嬉しい反響が寄せられ)言ってくださっているのは、僕を選んでくださった方々に恩返しできたかなと思います」と喜びを口にする。プレッシャーは感じていたようだが「信という絶対的な存在がいるので、ライバル関係として負けないように、『蟻が』といっても大丈夫くらいじゃないとダメだったので、頑張りました!」と、作品にかけた意気込みを明かした。

舞台挨拶では、お互いの良かったシーンを語り合うことに。まず、山﨑は志尊について「ジュンジュンの蒙恬は『キングダム』ではなかなか無いゆるさと涼しさみたいなものを良い感じに表現していたのがすごい良いなと。あとは回転して切るやつめっちゃかっこよかった。お父さんとのシーンが、対比が出てて良いなって思いました」とベタ褒めに、志尊が「面と向かって褒められるってないので恥ずかしいです」と照れる場面も。

一方の志尊は「久しぶりに賢人と会って、こんなスペクタクルな作品の真ん中に立つのがどれだけ大変なことなのかを、もっと知ってほしいなと思いました。賢人ってのほほんとしてるから、俺について来い!ってタイプじゃないけど、彼がどんな思いで、プレッシャーをどれだけ背負ってやってきたのかということが、『キングダム』という作品をやれている理由になっていると思うから、賢人の存在が良かったです」と現場での姿勢に感銘を受け、「賢人のためだったら皆頑張る、って思いが集まってできているなとすごい感じました」と熱く語ると、山﨑が「ありがとう…」と照れくさそうに感謝を伝えた。

神尾について山﨑は、「王賁って冷たいんだけど、実は好きじゃん、みたいな感じを絶妙に表現していて良いなって思います」と神尾が演じる王賁の魅力を語る。その言葉に神尾は「役を作る時に、まず基準にしたのが賢人くんの信だったので。信の存在が大きすぎますけど、そこに負けないようにってやっていたので。でも、実際に撮影で信を見て、そうやって作ってきたけどやっぱり『うわ〜!』『信がいる〜!』ってなりました。『蟻が』って言えないかも、って危なかったです」と、山﨑の信に圧倒されていたようだった。

最後に、代表して山﨑より「今回で5作目ですが、今までもすごかったと思うんですけど、さらに莫大にパワーアップしています。それは皆さんが『キングダム』を愛してくれて、どんどん皆さんの想いも乗っていっているからこそだと思うので、これからもどんどん愛を注いで、皆様の中でどんどんでかいものになっていってくれたら本当に嬉しいなと思います。まだ映画館でいっぱいやっていると思うので、何回でも見てください」と感謝とともにメッセージを届けた。