
本作はミステリー界の巨匠・横溝正史の金字塔『八つ墓村』を“日本三大名探偵”とも称される人気キャラクター・金田一耕助の初登場から80周年という記念すべき節目に完全新作として映画化。歴代の名優たちが演じてきた名探偵・金田一耕助を尾上が演じ、八つ墓村で連続殺人事件に巻き込まれる青年・井川辰弥を奥、美しき未亡人・森美也子を堀田が演じる。この日は映画のタイトルにちなみ、公開まであと“八”日となる9月10日にジャパンプレミアを実施。日本国内では初めてとなる本編上映を前にキャスト&監督が登場した。

イベントでは登壇者がお面を顔に当て赤いバックライトに照らされながら1人ずつミステリアスに登場。金田一耕助役の尾上は「いよいよ皆さんに見ていただける日が近づいてきて今日は初めてジャパンプレミアということで本当に嬉しく思っております」と喜びを噛みしめる。
いよいよ一般の観客にお披露目される心境を聞かれると「とんでもなくメロい時間になってますね」とこの日覚えたばかりだという言葉を早速披露。清水監督から「使いたいだけじゃん」とツッコまれると、尾上は「覚えたての“メロい”をどうしても使いたくなっちゃいました」と笑いを誘いつつ「早くこの新たな『八つ墓村』を皆さんに見ていただいてどういう風な感想を持たれるかすごく興味ありますし今とてもワクワクしております」と期待を寄せた。
そんな尾上に“メロい”を教えたのは堀田だと明かされると、堀田は「“メロい”とか“滅”とかそんなことをずっと出てくる前に言ってたら皆さんが使ってくれた」と照れながら説明。自身も初お披露目に緊張感があるといい「今回はこの『八つ墓村』を現代版として再解釈されてお届けする」と紹介し「今まで見てくださっていた方には新しい『八つ墓村』として、初めて『八つ墓村』を見るよって方には1つの新しい物語として楽しんでいただきたい」と呼びかけた。

また今年は金田一耕助が初登場してから80周年というメモリアルな年。これまで多くの名優が演じてきた金田一を演じるにあたり尾上は「作品に入る前に清水監督と金田一耕助像についてお話しした時に清水監督が新しいものを作りたいっておっしゃってた」と振り返り「これまでのイメージがあるような仕草だとか要素は基本的にもうゼロにして改めてこの作品の金田一として作っていきたいってご意向をお話されてました」と説明。そこからヒントを得たそうで「服装とかそういうところからこの人はどういう感覚を持ってる人なんだってことを考えながらこの作品にしかない金田一耕助を意識しようと思って、なるべくこれまでの名優の方たちが演じてらっしゃった金田一耕助を見ないようにしてました」と明かした。完成作については「作品自体が本当に面白くてあっという間に時間が過ぎてしまったのがとにかく嬉しかった。それをまず監督にお伝えしたのを覚えてます」と手応えを口にすると、清水監督も「すごい勢いで握手してくれて松也さんの喜びが伝わってきたので嬉しかった」と笑顔をみせた。続けて堀田も完成した映像の迫力に触れながら「私も見ていてあっという間でしたしすごい映画ですよ」と絶賛。永瀬も「あっという間。一瞬でいろんな感情になれる時間でした。人生を凝縮したような濃い時間を過ごすことができたので、監督これ最高の映画です」と太鼓判を押すと、清水監督は「自分たちでハードル上げてません?すごい怖くなってきた」と不安を口にして会場の笑いを誘った。

イベントの後半では本作の物語にちなんで、身の回りで起きた“未解決ミステリー”をフリップで発表することに。永瀬は「自転車」と回答し、本編でも自転車を漕ぐシーンがあるものの「立ち漕ぎだけ人生で1度もできたことがない」と照れ笑い。一方で一輪車は得意だといい清水監督から「一輪車のシーンにすればよかった」と声が上がると、「結構シリアスなシーンで漕いでるので、1番撮影中で緊張したのが自転車のシーンでした」と打ち明けた。
同じ質問に尾上は「相方はどこに?」と発表。「靴下の片方、あれなんでなくなるんすかね。3回連続ぐらいで1足ずつ消えてて家中どこ探してもないんですよ」と明かすと、共演者と観客も共感した様子でうなずく。「いつもちゃんと洗濯かごにセットで入れてるのに干す段階になるとどっか行ってるんですよね」と不思議そうに語り「3回連続とかになってくると1足ずつ消えていくんで相方を失った同士がペアになる」と笑わせていた。
最後にマイクを握った尾上は「初めて『八つ墓村』をご覧になる方も『八つ墓村』ファンの方も楽しんでいただける作品ができたと思っております」と作品への自信をのぞかせ、「清水監督が作り出した新しい『八つ墓村』の魅力、そして『八つ墓村』が本来持っているメッセージ性も劇場で体感していただきたい」と公開を心待ちにするファンへ呼びかけていた。







