
ついに公開初日を迎え蒔田は「1年という長い期間をかけて作ってきたこの作品がようやく初日を迎えることができて本当に嬉しいです」と喜びをコメント。昨日までヴェネチアに滞在していたそうで「日本の方の反応を見る前に海外の方たちの反応を見たので、今度は日本の皆さんがどんなところで笑ってどんなところで感動するのかがすごく楽しみです」と日本のファンへの期待を寄せた。

また本作はイタリア時間9月7日にヴェネチア国際映画祭での公式上映が行われ、主人公役を演じた4人は是枝裕和監督とともにレッドカーペットを歩いたばかり。現地で行われた会見について蒔田は「ヘッドホンつけて通訳が同時に流れてくるので慣れなくてちょっと緊張しました」と振り返り、「『ルックバック』の原作から好きって言ってくださる方も多くって日本ですごい人気があったのはもちろん知ってたんですけど海外の人もこんなに期待して見てくれてたのはすごい嬉しいです」と笑顔をみせた。
レッドカーペットでは大勢のカメラマンを前に写真撮影を行った後、一般客にサインをして回ったそうで「自分がスーパースターになったんじゃないかって勘違いしそうでした(笑)」と照れた様子でお茶目に語る。さらに公式上映後には12分間のスタンディングオベーションを受け「1000人ぐらいのお客さんと一緒に映画を見るのも初めてでしたし、みんながいいと思ってくれたんだなって実感できる経験ってなかなかないのですごいいい経験でした」と貴重な体験に感激していた。

最後に蒔田は「実写が決まった時に原作がすごく人気のある漫画ですごく不安でプレッシャーを抱えていた」と当時の心境を吐露。だが撮影が始まると「是枝監督ですし夏希ちゃんと2人で不安を忘れて楽しく撮影ができていた」と振り返るも、公開初日を迎え「またその不安が戻ってきて、みんなどんなふうに受け取ってくれるんだろうってすごい1日中不安を感じてるんですけど」と率直に明かした。続けて「100人中100人がいいって映画ってない、私たちはすごく愛を持って自信を持って作った作品なので1人でも多くの人が見て良かったって思ってくれたらいいなと思います」と作品に対する思いを熱く語っていた。
藤本タツキによる青春漫画『ルックバック』が是枝裕和監督によって実写映画化。藤本タツキ作品として初の実写映画化となる本作では、漫画の腕に絶対の自信を持つ藤野と彼女に憧れを抱きながらも圧倒的な画力を秘めた京本、漫画へのひたむきな思いで結ばれたふたりの13年間の軌跡を原作と同様に繊細かつみずみずしく描き出す。撮影は主に秋田県にかほ市で四季を通して行われ、春夏秋冬それぞれの風景が作品の中に刻み込まれている。







