
多くのベストセラーを世に送り出してきた人気作家・原田マハが、2014年に刊行した短編集『あなたは、誰かの大切な人』(講談社文庫)に収録された一編「無用の人」を原作に、自ら監督・脚本を務める映画『無用の人』。
主人公・聡美が監視員として勤める美術館に届いた謎の「鍵」をきっかけに、一人静かにこの世を去った父との記憶をたどり、家族でさえ知らなかった父の晩年の姿が次第に明かされてゆく感動の人間ドラマだ。
本作は、第74回サン・セバスチャン国際映画祭「コンペティション部門」正式出品が決まっており、現地時間9月21日(月)にワールドプレミア上映されるほか、第31回釜山国際映画祭「アジア映画の窓部門」への正式出品も決定。フランス、韓国、台湾、香港での配給も決まり、国外からも熱い視線が注がれている。
この度解禁された特報映像では、「疎遠だった父が死んだ」というナレーションと共に、蒼井優演じる主人公・聡美の部屋に置かれた遺骨が映し出される。また、渡辺えり演じる聡美の母・柊子が「あの人、居てもいなくても同じ、無用の人っていうか・・・」と生前の父・唯一(イッセー尾形)の印象を聡美に吐露するシーンも。ところどころに差し込まれる父・唯一の姿や、晩年の父の足取りをたどる聡美の姿も映し出されている。
“無用の人”と母に言わしめた父は、どのような人生を送ったのか、また「家族さえ知らなかった、父の本当の姿」とは何か。涙が落ちるのをこらえる聡美の姿とエモーショナルな音楽が胸に迫り、父娘のドラマを予感させる映像となっている。

今回新たに解禁された場面写真では、美術館で監視員として働いている聡美(蒼井優)や、母・柊子(渡辺えり)が聡美と食事を楽しむ姿、また父・唯一(イッセー尾形)と向かい合う、骨董商・タク(永山瑛太)の姿も。登場人物が、父・唯一の人生とどう交わっていくのか、期待が膨らむ。原田マハ監督初監督作品と、実力派俳優陣が織りなす世界観に国内外から高い注目が集まっている。








