直木賞作家・江國香織の恋愛長編小説『はだかんぼうたち』が初映像化。今作で描かれるのは、興味を持った女性には、恋人や配偶者がいるかどうか関係なく、無邪気に近づいていく鯖崎涼(松田元太)を中心にした、美しくも危険な大人の三角関係。鯖崎は10歳年上の歯科医・筒井桃(加藤ローサ)との都合の良い“恋人もどきの関係”を楽しみながらも、桃の親友で3児の母・堀田響子(大沢あかね)にも興味を示し、欲望のままに2人の間を揺れ動いていく。
大人たちが強烈に求め合い、嫉妬、打算、欲望、心の汚点をさらけ出しながらも不器用にみっともなく生きる禁断の恋愛群像劇を描く。

放送開始まであと8日となり、SNS上でも期待の声が最高潮に達する中、物語を彩る豪華キャスト陣が一斉解禁となった。一筋縄ではいかない登場人物を実力派&異色のキャスト陣が演じ、美しくも危険な大人の恋愛群像劇に、さらなる深みとリアリティを与える。

歯科医・筒井桃(加藤ローサ)の母親・筒井由紀を演じるのは、俳優として圧倒的な華やかさと存在感を誇る萬田久子。由紀は、家庭の主婦としての自分に幸せを感じて生きて来た母親で、自身の価値観を疑うことのない遠慮のない物言いは、桃を心配するがゆえのものではあるものの、それが桃との距離を生み、母娘の関係にすれ違いを生んでいく。鯖崎と出会ったことで変わっていく桃を目の当たりにした由紀が、どんな行動に出るのか、注目。

桃の姉・筒井陽を演じるのは、確かな演技力で作品に深みを与える実力派女優・伊藤歩。陽は、シェアハウスで自由気ままに暮らす収入の不安定なフリーライター。母・由紀との関係が上手くいっておらず、両親とは疎遠となっている。奔放で自由を謳歌しているようでありながら、どこか寂しさを抱えた陽という女性を、伊藤歩が繊細かつリアルに体現する。また、鯖崎とは、互いに恋愛感情を持たない友人同士。鯖崎をよく知る陽が、鯖崎と桃の関係をどのように見守っていくのかにも期待が高まる。

鯖崎が働くオーダーメイド靴工房のオーナー・奈良橋匠を演じるのは、お笑いコンビ・アルコ&ピースの平子祐希。奈良橋は、鯖崎が働く靴工房を営む人物であり、彼にとって師匠でもある。芸人としてはもちろん、近年は俳優としても存在感を発揮する平子が、異色のキャスティングながら物語に大人の余裕と奥行きをもたらす。

そして、響子の夫・堀田隼人を演じるのは、内に秘めた色気と危うさを漂わせる実力派俳優・淵上泰史。隼人は、高校時代桃に惹かれていたものの、自分を先に好きになってくれた響子と結婚し平穏な家庭を築いてきたが、鈍感さゆえ、響子が抱える深い孤独に気づけずにいる。家族への情愛と無自覚な甘えが同居する複雑な夫像を、淵上がリアルに体現する。

さらに、鯖崎とのただならぬ関係を予感させる水崎葉月役には、連続テレビ小説『虎に翼』(2024年/NHK)、ドラマ『海に眠るダイヤモンド』(2024年/TBS)など数々の話題作に出演し、若手ながら鮮烈な存在感を放つ俳優・片岡凜。葉月が鯖崎の前に現れたことで、穏やかに見えていた日常に波紋が広がっていく。ミステリアスな魅力を放つ葉月を、片岡が鮮烈に演じる。

また、桃の婚約者・石羽拓(髙木雄也)の妹で、桃に憧れ慕う石羽みな子役には、『CanCam』専属モデルとして活躍し、若手俳優としても注目を集めている白宮みずほが決定。みな子は、桃たちの人間関係にさりげなく関わりながら、物語に瑞々しい空気を運ぶ存在となる。白宮の持つ透明感とフレッシュな魅力が、登場人物たちの揺れ動く感情に新たな彩りを添える。

完璧に見える日常のすぐ隣で、傲慢、嫉妬、そしてエゴが静かに暴き出されていく今作。心を「はだかんぼう」にされた大人たちが、どんな群像劇を繰り広げるのか。実力派キャストが一堂に会し、今秋、美しくも危険な大人の恋愛群像劇がさらに加速する。