
開幕式のレッドカーペットイベントを終えた翌々日の10月8日(木)14:00、道枝駿佑、安斉星来、竹村謙太郎監督の3人が公式会見に参加!会見会場には世界中から集まった多くの報道陣で埋め尽くされ、熱気に満ちた雰囲気に包まれる。冒頭の挨拶では、竹村監督が韓国語で「アンニョンハセヨ。私は映画監督の竹村謙太郎です」と挨拶し、温かい拍手が。続いて、マイクを持った道枝も、弾けるような笑顔で「アンニョンハセヨ!私は道枝駿佑です。よろしくお願いします!」と流暢な韓国語で挨拶。さらに安斉も「アンニョンハセヨ、安斉星来です。お会いできて嬉しいです!」と笑顔で韓国語を披露し、現地の報道陣の心を瞬時に掴んだ様子。質疑応答では、2022年公開の映画『今夜、世界からこの恋が消えても』で韓国にて爆発的な人気を博し、“ミチゲッタ・シュンスケ(狂いそうなくらい道枝が好き)”の愛称で親しまれる道枝に対し、今作での新たな挑戦についての質問が飛びました。道枝は「今回は今までのイメージを覆すような、少しチャラく見えるけれど実は真っすぐでピュアな役柄に挑戦しました」と明かし、「ヒロインの宵ちゃんに対して少し駆け引きをするようなお芝居も、自分なりに工夫しながら演じました。観てくださる方にそのギャップを感じていただけたら嬉しいです」と真摯に語る。また、原作の熱烈なファンであることを公言している安斉は、作品への深い愛を滲ませながら「私も原作の大ファンなので、強い愛と熱量を持って参加しました。私だけでなく、道枝さんや監督、スタッフ全員が本当に愛を込めて作った作品です」と熱弁。自身が演じた宵というキャラクターについては「私自身、完璧主義なところや負けず嫌いなところ、可愛いと言われるよりかっこいいと言われる部分など、内面的に共感できるポイントがすごく多かったです」と振り返り、「無理に自分色に染めるのではなく、宵の感情に寄り添うように自然体で演じることを意識しました」と役作りへのこだわりを明かした。劇中で共に“王子”と呼ばれる二人。お互いの息の合った演技について問われると、道枝は「悪くはなかったよね(笑)」と笑い、安斉も「適度な距離感を保ちながら、現場で必要なコミュニケーションを自然に取れていました。仲が良くなりすぎても作品の空気感が変わってしまうので、絶妙な距離感で撮影に臨めたのが良かったです」と語り、作中の関係性を体現するような絶妙なコンビネーションを覗かせた。さらに、“王子”と呼ばれる二人にちなみ、記者から「自身の“王子シンクロ率”は何パーセントか」というユニークな質問が飛び出すと、道枝は少し照れくさそうに「分かりやすく数字で言うと…30%くらいではないでしょうか」と控えめに答えると、続く安斉は「私はごめんなさい、全くと言っていいほど王子ではございません(笑)。0%です!」とユーモアたっぷりに回答。これには道枝も思わず「監督がキャスティングをミスしたみたいになってるけど大丈夫ですか!?」と突っ込みを入れ、会見場は大きな笑いに包まれた。そんな二人の息の合った掛け合いを見守っていた竹村監督はすかさず「(二人が)謙遜しているだけです!」とフォローを入れ、主役コンビの抜群のチームワークと謙虚な素顔が垣間見える瞬間に。最後に、竹村監督は「この作品は少女漫画原作のみずみずしい世界観を大切にしながらも、映画として登場人物たちの眼差しや距離感、何気ない“間”といった『言葉に頼らない空間』を丁寧に切り取りました。恋を通じて自分自身を見つめ直していく二人の心の変化を、ぜひ劇場のスクリーンで感じてほしいです」と世界に向けて力強くアピールし、公式会見は幕を閉じた。

公式会見を終えた3人は、16:00から映画祭のメイン会場である「映画の殿堂(別名:釜山シネマセンター)」にて、野外グリーティングイベントに登壇。会場を埋め尽くした約4,000人の観客から割れんばかりの大歓声と拍手が沸き起こる中、3人がステージに登場!熱狂的な歓迎を受けた竹村監督は「釜山は本当に食べ物も美味しく、素敵な街だと思います。短い滞在ですが楽しんでいます」と笑顔で挨拶。続いてマイクを持った道枝が、観客に向けて「皆さん、アンニョンハセヨ!道枝駿佑です」と挨拶すると、会場からは悲鳴のような大歓声が。道枝がさらに客席を見渡し、「釜山、ヤッホー!」と呼びかけると、野外会場のボルテージは一気に最高潮に!!ヒロインの安斉も「アンニョンハセヨ、安斉星来です。お会いできて嬉しいです!」と続け、さらに「マナソ バンガウォヨ(お会いできて嬉しいです)」と直前に練習したという韓国語の挨拶を披露し、現地のファンを熱狂させた。トークセッションでは、漫画原作を実写化するにあたってのこだわりについて質問が及び、竹村監督は「二人の眼差しや交わされる感情、その距離感をしっかりと描くことに集中しました」と映画ならではの演出意図をコメント。さらに、多くのファンを魅了するキャラクター・市村琥珀の魅力について問われた道枝は、「琥珀は恋愛に慣れていて奔放なイメージがありますが、宵ちゃんと出会ったことで心が動き、不器用でもどかしい一面を見せるようになります。その年相応のピュアさや、物語の後半にかけて人間味が溢れてくるギャップを意識して演じました」とキャラクターの深みをアピール。一方、安斉は自身が演じた宵の魅力について「宵には完璧主義で負けず嫌いなところなど、私自身と気持ちの上で共感できる部分が非常に多かったです」と振り返り、「琥珀と出会うことで、自分が抱えていたコンプレックスを克服し、女の子としての素顔を解放していく成長の物語でもあります。そこに注目してほしいです」と語った。また、それぞれの「お気に入りのシーン」の話題になると、竹村監督が「全部です!」と自信を覗かせる中、道枝は「ラストの海辺のシーン。二人の感情が解放されるとても美しいシーンなので、ぜひ注目してください」と見どころを伝える。安斉は「原作ファンの方にも絶対に楽しんでもらえる名シーンが忠実に再現されていますが、私は特に『夏祭り』のシーンが大好きです。琥珀が宵を名前で呼ぶ瞬間は、女性の皆さんなら誰もがキュンとするはずです」と熱を込めてコメント。最後には、集まった4,000人の観客をバックにフォトセッションが行われ、ファンが掲げるプラカードやペンライト、そして3人の指ハートに応える大歓声に包まれながら、世界中のファンへ向けた愛と熱気にあふれる野外グリーティングイベントは、大盛況のまま幕を閉じた。







