
原作は『不条理雑貨店 UNREAL』(コミック:片山愁 原作:ヨダカケイ 隔月刊「ウィングス」連載中、新書館) で、監督はドラマ「相棒」シリーズや映画「探偵はBARにいる」など人気作を多数手がける橋本一が担当。W主演を務めるのは舞台「刀剣乱舞」やドラマ&舞台「Solliev0」に出演の染谷俊之と「進撃の巨人」-the Musical-やドラマ「タカラのびいどろ」に出演の小西詠斗で、ともにテレビ大阪ドラマ初主演となる。
本作では、怪しげなアンティーク雑貨店「UNREAL」の店主で、ミステリアスな男・ヤギオ役を染谷俊之が、近くのカフェで働き、ヤギオの世話を焼く高校生・濱家宗哉〈ムネチカ〉役を小西詠斗が演じる。
不思議な雑貨店「UNREAL」を訪れたとき、客たちの日常は大きく変わり始める。
年が離れたヤギオと宗哉の2人の間には、男たちの絆と宿命が…
「夢か幻か」数奇な運命をもたらす、デイドリーム・ファンタジードラマが今秋始まる。
さらに、2026年1月に舞台「UNREAL-不条理雑貨店-」の上演が決定!
番組放送後は“舞台”にて、ドラマでは描かれなかったエピソードやその先の物語を描く。ドラマに続き、W主演を染谷俊之と小西詠斗が務める。
<コメント>

■ヤギオ役:染谷俊之
原作を読ませていただき、「UNREAL」の世界観に一気に引き込まれ、
ドラマの脚本は、原作の魅力そのままでオリジナルの要素もあり、
謎が謎を呼ぶ展開が面白くて、どう演じようかワクワクしながら読ませていただきました。
撮影が始まってから、漫画の世界から飛び出してきたようなロケーションや、
キャストのみなさんのビジュアルと演技に、
毎日刺激をもらいながら楽しく演じさせていただきました。
ドラマで終わりではなく、舞台上で生でお客様にお届けできるのをとても嬉しく思います。
ぜひドラマを楽しんで、結末を舞台で見届けてください☆

■濱家宗哉役:小西詠斗
濱家宗哉を演じさせていただきました、小西詠斗です。
怪しげな雑貨店、ヤギオと宗哉の不思議な関係がとても魅力的で、初めて台本を読んだときは先が気になりすぎて、あっという間に読み終えてしまいました。
撮影では大変なシーンもありましたが、とても明るい現場で、皆さんと共に全力で撮影に臨むことができました。
このドラマの世界観を、ぜひ楽しんでいただけると嬉しいです!
■監督:橋本一
原作に触れた時感じた、人間の儚さ切なさ。その感情を一人でも多くの人と分かち合いたくて、
この夏、走りました! 共に駆けてくれたのは、熱い心のスタッフ・キャストたち。染谷俊之くんも小西詠斗くんも、全てのキャラたちが、「UNREAL」の世界、見事に生き抜いてくれました。皆様にお届けできる日、私自身も心待ちにしております!
■脚本:烏丸棗
原作を拝読したときから、この耽美な世界がどんなふうに映像に立ち上がっていくのか、とても楽しみにしていました。
妖しい骨董品が並ぶ雑貨店で、切ない想いや人の業が絡み合う様子が繊細に描かれた物語を脚本にしていくのは、難しくも楽しい作業でした。
まさに『漫画から飛び出してきたような』という表現が相応しい染谷俊之さんと小西詠斗さんのビジュアルと迫真の演技は必見です。
「UNREAL」——非現実的で美しい物語を、どうぞお楽しみください。

■原作:ヨダカケイ
初めてこのお話をいただいた時、驚いたは驚いたのですが、正直なところ自分には関係ないけれど素敵な出来事のニュース、という感覚で捉えていました。全ての原作者がそうなのかはわかりませんが、少なくとも私はあまり原作者としてどうのこうの、という感情や主張が無い種類の生き物のようです。
そんな私でも撮影現場では演技中の小西詠斗さんを見て「ああ、ムネチカが生きてそこにいる」と震え、感動しました。表情のひとつひとつ、声、瞳のハイライトに至るまですべてがムネチカそのものでした。
彼を目にした人間はみんなヤギオの気持ちを追体験できるんじゃないか、と思います。
そして染谷俊之さん。
美しい生き物の代名詞のような男性なのに、気さくでスマートなお人柄なのに、カメラを通すと『染谷さん』はこの世界から消えてしまって、“ヤギオ“がそこにいました。
ヤギオが憑依している、というよりもヤギオそのものが突然現れた、としか思えず、
それはある意味恐ろしい、凄い体験でした。
この運命の怪物どもの美しさと凄絶さを、
お二人のその声に視線に指先に表情にのせて、画面を通して届けていただけることを心より感謝しております。
【第1話先行上映イベント実施決定】
10月13日(月)の放送前に、第1話先行上映イベントの開催が決定!「UNREAL-不条理雑貨店-」の第1話をどこよりも早く観ることができ、さらに出演者のトークも楽しめるイベントとなっている。