本書は俳優として活躍する奈緒が30歳を迎える節目に制作した記念すべき初のフォトエッセイ。撮影地に選んだ場所は地元・福岡と以前から訪れてみたいと思っていた国・フィンランド。福岡やフィンランドでの旅の風景とともに奈緒自身が綴ったエッセイや手書きのコラージュ日記、フォトダイアリー、撮り下ろし写真を収録。これまで語られることのなかった想いやくすっと笑えるユーモアあふれる言葉とともに奈緒の飾らない人柄や感性が伝わる一冊に仕上がっている。
初のフォトエッセイがついに発売を迎えた。タイトル『いつか』について奈緒は「自分の今考えてることをエッセイで残したい」と決める際に考えたそうで「自分の今もきっとこの本が発売される頃には過去のものになってその日々が繰り返しだなと思った時、自分の過去も今もそして未来も『いつか』だなって思って全てを詰めて『いつか』にしました」と込められた想いを語った。

本作の撮影はフィンランド・福岡の二か所で敢行。ずっと憧れの地であったフィンランドでの撮影に奈緒は「初めての白夜を体験して夜10時ぐらいになってもお昼のように明るくて夢のような時間をずっと過ごしていた」と幸せそうな表情で振り返る。また1番の思い出を聞かれると現地で食べたドーナツが忘れられないようで「ベリーが中に入ったドーナツがあるんですけどそのドーナツがすっごく美味しかったんですよ!」と興奮気味に語り、「フィンランドだとシナモンロールが有名だと思うんですけど、あのドーナツもフィンランドで好まれて食べられてると聞いたのでぜひ旅に行く際は食べてほしい」と呼びかけていた。
一方、地元・福岡での撮影では「地元のお友達や自分がこの世界に入るときにお世話になった地元の事務所の方々にも協力していただいて私の大切な人たちが本の中に一緒に写ってくれてる」と感謝しつつ、撮影中に同級生と遭遇することもあったそうで「『出てくれない?』ってお願いして同級生の働いてるお店に行かせてもらってご飯を食べながらゲリラで撮れた写真がたくさんあって地元でも新しい思い出と昔の懐かしい思い出が詰まった本となりました」と撮影を懐かしんでいた。

そんな様々な想いが詰め込まれた本作のお気に入りカットには福岡での撮影でたまたま見つけた公園で撮られた1枚をセレクト。「朝コンビニに行ってる途中にすごく良い公園があって、この公園すごい良い公園だねって遊びながら撮った写真。すごく自分の素の部分というかまっさらな部分が映っている1枚になったなと思っているのでちょっと気恥ずかしいんですけどお気に入り」と照れくさそうに微笑んだ。
最後に本作の点数を聞かれた奈緒は「200点と言いたいところなんですけど、また本を作りたいので120点」と出来栄えを評価しつつ次回作にも意欲をみせていた。