国民的作家・野村胡堂が生んだ『銭形平次』。1931年から続く人気キャラクターにして、26年間にわたって、全383編の物語が書き継がれてきた。架空の人物でありながら、東京・神田明神には記念碑が立てられているほど、今も多くの人に愛されている。混迷する令和の今、飽くことなく“真実”を追い求め、正義を遂行せんとする希代のヒーロー『銭形平次』を新しい切り口でリブート。制作統括の真鍋氏は「『銭形平次』というビッグネームをリブートさせていただいたということで最初にドキドキしましたけど、亀梨さんはじめとするキャストの皆さん、スタッフの皆さんの協力を得てリブートというにふさわしい新しい『銭形平次』が完成したのではないかと思っております」と期待を込めた。

本作で亀梨は主人公・銭形平次役としてスタイリッシュな“令和の平次”を演じる。「僕自身も最初お話をいただいた時に、非常にわくわくすると同時にこれだけ有名な作品まして自分自身も楽しませていただいていた作品に、まさか平次という役柄を演じることが来る日が来るとは全く想像していなかった」とオファーに驚いたことを明かしつつ、撮影所での雰囲気を思い返し「京都のスタッフの皆さんもこの平次というキャラクター作品に熱い思いがある方たちが集まってくださっていて、そんなスタッフの皆さんの熱量もいただきながら撮影をすることができて本当に幸せでした」と憧れの役を演じれた喜びを口にする。そんな亀梨演じる銭形平次の姿に高橋は「初日に撮影だったんですけれど、そこに平次にぴったりな亀梨くんがいまして、カツラがよく似合うし目つきが素晴らしかった」と大絶賛していた。
さらに“令和の平次”として意識したことを聞かれた亀梨は「全体的に作品のテーマが非常に今の現代にも通じる」と説明。撮影所の方から歴代の平次の話を聞いて勉強したことも明かし「チームプレイと言いますかすごく楽しく、みんなでこの令和に平次を作るという素敵な時間を感じさせていただきながら僕も作らせていただいた」と振り返りながら「エピソード0的に平次ってこういう人間なんですって改めてご紹介するパートもあったり眼鏡をかけるシーンとかみんなで相談しながら作らせてもらって、だったらこういうアプローチがあるかな、ああいうアプローチがあるかなって実際にお芝居に落とし込んでいくって感じでした」と役作りを語った。
また本作の象徴的なシーンでもある銭投げについては所作の指導などをしてもらった上で「現代版としてどういう表現ができるのかみんなで色々お話しさせていただいた」と言い、「野球とかをかじってたんで投げるということに関しては原理がなんとなくわかると言いますか、どういうことが物理的に成立するのかってことを探りながらそこのギリギリを攻めると言いますか非常に面白いクリエイティブではありました」と自身の経験を踏まえて臨んだ撮影を楽しんだことを明かした。

撮影を通していろいろな学びがある中で、改めて時代劇という作品に出演した感想を亀梨は「比重が現代劇よりかかる部分は圧倒的に多いなって僕自身も撮影させていただいて感じます。準備の段階ももちろんそうですし、こういった規模感で撮影させていただけるって非常に贅沢なこと」としみじみ。続けて「日本人としては時代劇というものにがっつり携われること、また作品として作り出せることは、積極的にチャンスがあればしっかり立たせていただきたいなって思いでもありますし、大切にこれからも国の文化としてしっかりとこれからも育んでいくことができたら幸せ」と想いを語った。
そして『銭形平次』の続編についても聞かれると「もう気持ちとしては僕はやりたいですけど、どうなんでしょうか?」と意欲をみせていた。