
今回新たに届いたのは、主演の川口とそれを支える高杉の二人が、役柄へ注ぎ込んだ凄まじい熱量と真摯な覚悟が映し出された場面写真4点だ。
自身もTV番組で和さんの生き様に勇気をもらい、ファンだと公言する主演の川口春奈。オファーを受けた当時「二つ返事で『はい』と言うには時間がかかりました。今の自分に果たしてできるのか」と深い葛藤を抱えていたことを明かす。それでも何度も監督と会話を重ね「和さんの人生を自分の身体で残せたら」と決意。精神的にも肉体的にも全てを捧げる覚悟で撮影へ挑んだという。 悲痛な表情で和と将一が抱き合うカットは、和が将一へ病の告白をする劇中で非常に重要なシーン。スタッフ、役者にとっても負荷が大きい1シーン1カットの緊迫感の中で撮影が行われた。1テイクを覚悟し挑み、素晴らしいものを撮影できたが「和さんの悲しみは、本当はもっと深いものかもしれない」と葛藤する監督に対し、川口自身が「もう一回やらせてください」とリテイクを申し出たことで、悲しみの深さを極限まで体現した迫真のシーンが完成した。そして、自宅のソファで和を包み込むように抱きしめるカットで静かな情愛を魅せるのは、夫・将一を演じた高杉真宙。実在の人物を演じる重圧に「自分はこの作品でどう生きるべきか」と悩み抜きながらも、自分が映らないカットも酷暑の中で川口を見守り、長回し撮影の前には自身の頬を叩いて気合を入れ直し、「川口さんが作品だけに集中できるように」とカメラの裏側でも寄り添い続けた。高杉が「川口さんがいたから、僕は将一さんとしてその場にいられた」と感謝を口にすれば、川口も「自分一人だけで完結できない感情を、時には受け止めて下さったり、懐の広さみたいなものがすごくあった」と語るように、現場で育まれた強固な信頼関係が、場面写真越しにも夫婦の深い愛となって力強く伝わる。他にも、木漏れ日を浴びながら愛おしそうに前を見つめる和(川口)のカットや、故郷・青森で将一(高杉)とのデートを無邪気に楽しむ姿からは、和さんの“生きた証”を全うしようとした川口の真っ直ぐな想いが伝わってくる。山戸結希監督が誇る圧倒的な映像美とキャスト陣の魂の芝居が融合し、ふたりが懸命に駆け抜けた奇跡のような時間を色鮮やかに伝えるカットが解禁となった。







