
本作は、佐野広実の人気小説を映画化。主人公の紀子を演じるのは、『正体』で第48回日本アカデミー賞・最優秀助演女優賞など多くの演技賞を受賞し、現在はNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」で主人公の妻・慶を好演している吉岡里帆。もう一人の主役・薫には東京ドラマアウォード2025主演女優賞を受賞し「東京サラダボウル」を始め映画・ドラマ・舞台など多岐にわたり唯一無二の存在感を放つ奈緒。幅広い作品で多様な人物を生き抜いてきた二人が初の映画ダブル主演を果たし、本作では覚悟と揺らぎ、爆発寸前の緊張感を体現している。共演は、風吹ジュン、美保純、酒井若菜、ファーストサマーウイカ、佐月絵美、北村匠海、原嘉孝(timelesz)、清水尚弥ら独自の世界観を確立する俳優たち。監督は『君は永遠にそいつらより若い』の𠮷野竜平が務め、善悪では語れない社会の歪みに鋭く切り込む。
配偶者や親から暴力を受けた女性たちを匿うシェルター<おうち>。一見穏やかなその場所では、日常と同じ手つきで、“あること”が行われている ――完璧に考え抜かれた方法で。声なき者たちの“極限の決断”を描くサバイブサスペンスがいま静かに動き出す。
この度、timeleszの原嘉孝が演じる松原幸次(まつばら・こうじ)の新たな場面写真2枚が解禁となった。
原が演じる松原は、主人公のひとりである刑事・薫(奈緒)が捜査を進める事件の容疑者として浮上する人物。遺体で発見された同棲中の恋人・睦美に日常的に暴力を振るっていたことが発覚し、彼女を殺害したのではないかと疑いをかけられる。さらに事件の真相を追う薫のもとへ、松原に関する衝撃的な報せが届き、事件は思わぬ方向へと動き出す。
普段は明るく親しみやすいtimeleszのムードメーカーとして知られる原だが、本作ではその印象を一変し、松原の不気味さを表現するため、𠮷野竜平監督からは「なるべくまばたきをしないでほしい」という演技指導があったという。まばたきの少なさが、観る者の深層心理に気味悪さを与えるという狙いから生まれた演出だ。
今回解禁された場面写真でも、じっと相手を見据える視線が印象的に切り取られており、恋人に暴力を振るっていたとは思えないほど平然とした佇まいと相まって、松原の異質さを際立たせている。

原の起用について、プロデューサーの深谷好隆は以前から「どんな役でも演じ分けられる方」とその演技力を高く評価しており、𠮷野監督からの推薦も重なって今回の出演が実現。撮影前には監督とキャラクターについて細かくすり合わせ、ただ演出に応えるだけではなく、原自身も役への理解を深めながら“松原幸次”という人物を作り上げていった。
これまでのイメージを覆す迫真の演技で、物語に緊張感をもたらす姿に注目してほしい。





