錦戸亮が演じるのは、画家・夏井銀児(なついぎんじ)。常識に縛られない生き方で、世間の注目を集める洋画家であり、主人公・珠の取材相手として現れ、珠と深く関わることになる。

【錦戸亮 コメント】
2003年度放送の『てるてる家族』以来、23年ぶりに朝ドラに出演させていただくことになりました。
今回演じるのは夏井銀児という、自由でどこか掴みどころのない人物です。
石橋静河さんをはじめ、素敵なキャストの皆さんとともに、物語の中で銀児がどんな時間を過ごしていくのか、ワクワクしています。
作品とともに、銀児という人物も皆さんに愛していただけるよう、丁寧に演じていきたいと思います!

【制作統括・村山峻平 コメント】
今回、主人公・珠の取材相手として現れ、珠と深く関わることになる画家・夏井銀児役を錦戸亮さんに演じていただきます。錦戸さんが時折見せる空虚なまなざしと、ふと漏らす笑い声が、その存在をよりミステリアスに感じさせます。夏井のモデルは、日本の洋画家・東郷青児さんです。珠は銀児に翻弄されながらも、その出会いによって、表現者・葉野珠として新たな手がかりをつかむことになります。
大阪放送局制作50作目となる連続テレビ小説「ブラッサム」。実は関西出身の出演者の方々に数多くご参加いただいており、今回発表した錦戸さんもその一人です。撮影現場はキャスト・スタッフともに和気あいあいとした雰囲気に包まれています。そんな空気感が随所から伝われば幸いです。

本作の物語は、明治三十年(1897年)、主人公・葉野珠(はの・たま)は山口県の岩国に生まれる。実母は珠が2歳の時に亡くなり、父と後妻である継母によって育てられた。女学校を卒業後、代用教員として働き始めるが解雇され、故郷の岩国を追われることになる。親戚を頼って上京したことで、珠は幼き日の夢を強く意識し、小説の懸賞応募から、作家の道を切り開く。
しかし、世の中は価値観が大きく揺れ動く時代。大正から昭和にかけて、関東大震災と戦争、結婚と離婚、倒産そして借金と、珠は、さまざまな困難にのみ込まれながらも、作家として生きることに向き合い、そうした中で、小説家として花を咲かせるのだ。
時には敵を作り誤解され、傷つけ傷つきながらも、自由を求めて生きることに正直であり続けた珠は、小説に思いを忍ばせることで、読む人に「幸せ」を運んでいく。
(※実在の人物をモチーフとしますが、大胆に再構成します。登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描きます。原作はありません)