
原作『ブラック・ジャック』は、1973年から1983年まで「週刊少年チャンピオン」にて連載された、手塚治虫による医療漫画。莫大な代金を代価に死の危機にさらされた重症の患者を奇跡的に助ける、無免許の天才外科医ブラック・ジャックの活躍を描く物語は、医療漫画の金字塔として今なお多くの読者に世代を超えて愛され続けている。本作は『ブラック・ジャック』より「人間鳥」の物語をモチーフに、朗読と歌で紡ぐ“リーディングミュージカル”として送る。
主演としてブラック・ジャックを演じるのは、ミュージカル『王家の紋章』、ミュージカル『キングアーサー』など数々の作品で主演を務め、その圧倒的な歌唱力と演技力でミュージカル界を牽引する俳優、浦井健治。
脚本は、自らも俳優として活動しながら自身が主宰する劇団「おぼんろ」全公演の脚本・演出を務めるほか、剣劇「三國志演技~蜀漢」など多数の作品の脚本を手掛け、活躍の幅を広げる末原拓馬。演出・振付はミュージカル『エリザベート』、ミュージカル『レイディ・ベス』、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズなどジャンルを問わず数々の作品で振付を手掛けるほか、近年ではコンサートを中心に演出家としても活躍する桜木涼介。音楽はオーケストラ楽曲を中心に幅広いジャンルの音楽を手掛け、アニメ『魔入りました!入間くん』、ドラマ『幸せカナコの殺し屋生活2』ほか、アニメ・映画・ラジオ・舞台と活躍の幅を広げる関向弥生。実力派の面々が揃い、『ブラック・ジャック』の世界を舞台上に描く。
全キャスト、チケット情報などの公演詳細は、後日発表。
【主演 ブラック・ジャック 役:浦井健治 コメント】
ブラック・ジャック。
世界的に愛されるキャラクターと、このように向き合える贅沢さ。とても光栄に思います!
手塚治虫さんの作品は、名言や物語の感動を超えた、人生そのものに関わるメッセージが詰め込まれています。
命とは何か。人間とは何か。そして、限りある命をどう生きるのかという問い。
ブラック・ジャックは、どんなに困難な手術にも挑みます。しかし、どれほど優れた医術を持っていても、救えない命があります。
目の前にある命と向き合う、人間の存在そのものを問い続ける物語。
人間は不完全で、過ちも犯す。それでも、命の尊厳を忘れずに生きることには意味があるという考え方を、ブラック・ジャックと向き合うたびに、学ばせていただいている気がしています!
【脚本:末原拓馬 コメント】
幼少期、末原拓馬は手塚先生に心酔していました。父が「宝物」と大切に持っていた、セロテープでの補修だらけの漫画たちがきっかけです。手塚治虫という存在そのものに憧れ、尊敬し、「会って話してみたい!」と願ったときにはすでに先生は亡くなられていて大ショックでした。今でも、締切が重なってめげそうになると、「手塚先生ならやってのける」と自分を焚きつける僕です。その後、漫画やアニメ、ゲームに疎く、インプットも極端に少ない僕の人生において唯一オタクだった季節でした。
そんな自分が、よもやまさかブラック・ジャックの台詞を描く日が来るだなんて。あぁぁ。畏れ多いと思いながらも誇らしく、天国のパパにも胸を張りたい。ミュージカル要素について演出の涼介さんと打ち合わせたりする日々ですが、その楽しさにも驚いたのでした。ウキウキしながら、誠心誠意作品創りに挑もうと思います。
【演出・振付:桜木涼介 コメント】
手塚治虫さん。多くの方が通ってきたことのある作品たち。今回このような機会をいただき、自分としては初めてブラック・ジャックと交われることを大変光栄に思います。
そして朗読劇を演出させていただくのも初めてです。しかも朗読劇ミュージカル。現段階は妄想ばかり膨らむ一方ですが、どんな空間になるのか楽しみです。
手塚作品が好きな人も、初めてブラック・ジャックと出会う人にも楽しんでもらえるよう、けんちゃん始め素敵なキャストの皆さんと共に素敵な作品づくりをできればと思っています。
【音楽:関向弥生 コメント】
これまで多くの人々から愛されてきたブラック・ジャックの物語が、リーディングミュージカルという形で新たな舞台作品として立ち上がること、私自身もとても楽しみです。
ブラック・ジャックの持つ鋭さと温かさ、緊張感と人間味、その相反する魅力をどのように描けるか、この舞台ならではの音楽を生み出していければと思います。
ぜひご期待ください。




