本作は、第96回アカデミー賞®視覚効果賞を受賞した『ゴジラ-1.0』の続編。『ゴジラ-1.0』の死闘から2年、命懸けの戦いを経て、ようやくたどり着いたはずの平穏を、いとも簡単に打ち砕くかのように新たな脅威が訪れる。前作に引き続き山崎貴監督が監督・脚本・VFXを手がけ、神木隆之介が主人公・敷島浩一を演じる。
イベント冒頭では登壇者がステージに姿を見せる中、神木の「たかし!」コールに迎えられて山崎貴監督が登場し会場を盛り上げた。11月3日“ゴジラの日”に公開初日を迎えた神木は「ずっと僕はこの初日を待っていました。皆さんに見ていただける日を待ち望んでいました。無事に今日ここに立つことができて幸せだなと思っております」と喜びを口に。山田も「自分で映画館の情報を調べて『満席、満席、満席!』みたいな。テレビをつけたらゴジラのことをやってる。SNSを開いたらゴジラのこと。本当にゴジラ一色」と盛り上がりを実感している様子。山崎監督は「こんなに熱気が感じられたのは今までにない体験でちょっと圧倒されてますね」と驚きを明かし「山田くんみたいに劇場の座席を見ては『満席、満席』って同じのを体験しておりました」と告白。「本当に初日って怖くて大丈夫かってすごいドキドキしてたんですけど皆さんが楽しみにしていてくれたんだなってのが伝わってきたので大変幸せな気持ちでいます」と安堵した表情。また午前11時時点の興行成績が前作『ゴジラ-1.0』の公開初日と比較して201%を記録したことが発表されると、神木は「2倍ですか!?もう感謝しかないですよね。ゴジラが愛されてるんだなって皆様の愛の深さも伝わってきますし、熱量が今回また違うなと思いますね」と感激した。

前作から続投する神木は、主人公・敷島浩一を演じる上で意識したこととして「前作『ゴジラ-1.0』では罪悪感を持っての行動も大きかったと思うんです。今回は家族ができて守るために動くという動く理由が違くなった」と説明。「敷島が新しく家族ができてその家族に向ける表情ってどんな顔なんだろう。前作は笑顔がなかったのでどんな笑顔を向けるんだろうってのが大きくわからなかった点」と役作りの難しさを明かし、「守るべきものがあるから強くなったって点と、逆を言うと失いたくないから弱くなってしまった部分ってのもあると思うんです。紙一重感というかそこをどう表現したらいいかなって悩みながら演じさせていただきました」と役作りを明かした。
一方、敷島典子役の浜辺は「続編が作られるってなっても典子は出ないと思っていた」と打ち明けると、山崎監督から「そんなわけないでしょ!」とツッコミが。浜辺は「その後こうなりましたみたいなナレーションで処理されるぐらいかと(笑)」と予想外だったことを明かし「前作よりも出演時間が長いというすごくありがたい話でとても感謝しております」と笑顔で語った。
本作から新たに参加した長澤は撮影でボロボロになった姿を振り返り「楽しかったですね。私、汚されるシーンとかすごく好きで」と笑顔。「こっちもやってる感がそれだけで気持ちが上がるんですよね。燃えてくる」と声を弾ませた。すると山崎監督は「やっぱり美しい方は汚せば汚すほど隙間から漏れる光が強くなる」と独特な持論を展開。MCから「何を言ってる」とツッコミが飛び会場は笑いに包まれた。

撮影現場での「初めての経験」を聞かれた浜辺は共演した子役との交流を挙げ「こんなにも自分からずっと質問してた会話は初めてだったかなって思います」と回答。「『おはよう、朝何食べたの?』から始まり『お菓子何が好きなの?』とか?(ハテナ)をすごく会話で使ってたなって思いました」と紹介した。さらに「すごくコミュニケーションも取れるようになって人見知りせずにお話をしてくれる子だった」と話す一方、「ただ世代が違いすぎてあんまり話が合いづらくて(笑)楽しいんですけど『誰?』『何のキャラ?』みたいな。でも学びが多かったです」と嬉しそうに明かした。
本作から参加した長澤は「『ゴジラ-1.0』のメンバーの方々、スタッフも含め元気いっぱいなんですよね。作品作りが楽しいって感じ」と現場の雰囲気を紹介。「すごい無邪気で皆さん。それが初めての経験って思うくらい眩しく見えました」と山崎組の印象を語った。
一方、神木は「この現場はよく止まります」と切り出し、「テストから本番にかけて監督も現場に来られて話す中で話が盛り上がりすぎちゃって全然違う方向の話で脱線しちゃう」と告白。撮影が始まらないまま会話が続くこともあったそうで「7分ぐらいずっと待ってるんですよ」と明かし、「助監督さんが申し訳なさそうに『監督、もういいっすか?』って(笑)それがもうしょっちゅうあるんです。こんな現場初めて」と笑いを誘った。これに山崎監督は「アイスブレイクです!」と説明。神木は「でもそれがすごく僕にとってはめちゃくちゃ楽しかったです」と充実した撮影を振り返った。
最後に神木は「この熱量で迎えていただけることってキャストとしてもチームとしても本当に幸せなことなんです」と感謝を伝え「このゴジラの作品に携わった全てのみんなが幸せな日だと思っています」と喜びを噛み締める。そして「皆様の中でこの映画がたくさん愛していただける映画になればいいなと思っております」と願いを込め舞台挨拶を締めくくった。