――まずは、自己紹介からお願いします
おにぱんず!の根岸実花です。中学3年生の14歳で、芸能界に入って3年目です。
――芸能界に入ったきっかけを教えてください
ちゃおガールオーディションに応募して、グランプリをいただきました。そのまま事務所に所属して、今芸能活動をしています。
――オーディションにはどのような経緯で応募されたんですか?
元々『ちゃお』を愛読していて、ちゃおガールに憧れがあったもののなかなか勇気が出なかったんですけど、小学校を卒業するタイミングで一つの思い出作りとして一回受けてみようかなと思って応募しました。
――グランプリを受賞した時のお気持ちは?
まさか自分がグランプリを取るなんて思っていなかったのでただただ驚きというのと、でもすごく憧れだったので嬉しかったです。

――ご家族や周りの方の反応はいかがでしたか?
家族もすごく喜んでくれたし、友だちも実際にオーディションの会場に来てくれていて、私がグランプリを取った瞬間に泣いてくれて、皆本当に温かくお祝いしてくれました。
――今まで読んでいた『ちゃお』に出る側になった感想は?
すごく活動は充実していますし、憧れの『ちゃお』に自分が出ることが出来ているんだって誇りを持ちながらいつもお仕事させていただいています。
――撮影の時に気をつけていることはありますか?
元気な表情や大きいポーズで、出来るだけこっちの雰囲気が見ている方にも伝わるように心がけています。
――これまでの撮影で思い出に残っていることは?
ディズニーシーにロケで行ったことがあったんですけど、自分が遊びに行くのではなくて、仕事で行くっていうのが嬉しかったなっていうのもありますし、こういう楽しい雰囲気が誌面を通して読者の方に伝えることが出来るのがとても嬉しくて印象に残ってます。
――この仕事を始めて良かったなって思うことはありますか?
応援してくださる方々とか周りのスタッフさんもすごく温かくて、人と人との繋がりが増えたなって感じていますし、会ったことのない人にも自分のことを知ってもらえるっていうのがすごくやりがいを感じているところです。

――最近ハマっていることは?
人間観察にハマりまして、ペンの持ち方とかその人の服装とかを見て、私のクラスだったら誰に似ているなって考えるのにハマっています。あんまり見すぎるのは良くないんですけど、注目しちゃいます。
――お仕事と学校がお休みの日の過ごし方は?
インドア派なのでどうしてもゴロゴロしちゃうんですけど、たまに部屋の片づけをしたり、あとは家族で外食に行くことがすごく好きなのでそういうのを楽しんだりしています。
――ご家族仲が良いんですね。印象的な思い出はありますか?
昔はよく旅行に行くことが多くて、初めての海外で台湾に行ったのが一番の思い出です。美味しいものをたくさん食べたり、観光もいっぱいしてプールで泳いだりもして、本当に真っ黒に日焼けをしながら楽しみました(笑)
――群馬県出身の根岸さんから見た、群馬県の良さを教えてください
すごく人が温かいです。目立った観光地がそこまであるわけではないんですけど、本当に温かみがあるというか、東京に仕事で何泊か行っていても、群馬に帰ってくると良いところだなって思いますし、個人的には焼きまんじゅうっていう特産物があるんですけど、それがすごくオススメです。
――ここからはアニメ『おにぱん!』のお話もお伺いしていきます。出演が決まった時のお気持ちはいかがでしたか?
すごく嬉しかったです。声優としてオーディションを受けさせていただいたんですけど、事前に一度レッスンがあって、その時に全く上手く出来なかったのがすごく悔しくて。夏休み中いっぱい練習してそれで合格したので達成感もあったし、ちゃおガールオーディション以外で、オーディションに合格したのはこれが初めてだったので、弟と抱き合いながら喜びました(笑)
――声優初挑戦となりましたが、アフレコをやってみた感想は?
すごく大変なんだなって改めて実感しました。私はキャラクターと普段の自分との言葉遣いが全く違ったので、まずそこに慣れるのが難しかったし、声だけで感情や場面を表現するのってすごく難しいなって感じました。でも実際に体験しないことを、アニメを通して体験することが出来るので、新たな世界観というか、そういうのも楽しむことが出来て今はすごく充実しています。

――根岸さんが演じる黄鬼・ひまわりは、どのようなキャラクターですか?
とてもボーイッシュでやんちゃな感じもありつつ、実は家事が得意で料理がすごく上手だったり、しっかりした面もあります。他の2人(赤鬼・つつじ、青鬼・つゆくさ)がちょっと抜けているところが多いので、そこにツッコミを入れる気の強いところもあります。
――根岸さんとひまわりで似ているところはありますか?
私も結構学校とかで友だちにツッコミを入れながら会話をすることが多いので、それはすごく似てるんじゃないかなと思います。あとは最近なんですけど私も黄色の洋服にハマりだしているので、そこもちょっと似てきたのかな?って思います。
――アフレコで苦戦したところや難しかったところがあれば教えてください
やっぱり言葉遣いとか、あとすごく大きい声を出すキャラクターなんですけど、私が元々そこまで大きい声を出すタイプじゃなかったので、そこを頑張って、殻を破ってやるっていうのがすごく難しかったです。
――誰かにアドバイスいただいたりしましたか?
先輩の声優さんたちとお話する機会があったんですけど、声にならない「・・・」とかの部分をどうやって表現したらいいのかっていう質問をした時に、実際に自分がまずその動作をやってみたり、自分のその役の目線の先に何があるのかっていうのを意識することでだいぶ変わってくる、とアドバイスをいただいて実践してます。