
本作は、“ダッドシューズ”と呼ばれていた古臭いデザインのシューズを、たまたま手に入れることになった主人公の若木翔と、そのシューズを手に入れた頃から若木の前に現れるようになった自信家の若者・マル。この二人のバディーストーリーを軸に、物語は展開する。挫折と成功、出会いと別れを繰り返しながらも夢を求めて進もうとする若者たち。そんな彼らが奮闘する、笑いあり涙ありのサクセスストーリーを、歌やダンスはもちろん、音楽、光、衣装にこだわり、舞台と客席が一体となるような演出で熱くお届け。
ダンサーの夢を追いかける主人公・若木翔を演じるのは佐々木大光。7 MEN 侍のメンバーで、幼少期からダンスに親しんできた佐々木が持ち前のダンススキルを活かしてダンサー役に挑む。
そして、若木とダンスを通じて交流を深めていくマルを演じるのは、俳優だけでなくダンサー・振付師としても活躍する後藤健流。さらに、竹内夢、バーンズ勇気、宮原理子、帯金遼太、長谷川愛、一条俊輝、瀬下尚人、悠未ひろ、武藤晃子と個性派・実力派キャストが揃った。
そしてこの度、それぞれの個性が光る、ポップで華やかなソロビジュアルが完成。
1月17日(金)18:00よりチケットの公式先行が開始となる。
<ストーリー>
“若木翔”は、ダンスチーム「インビジブル」の一員として、日々練習に励むダンサー。
だがある日、若木はチームとの一件からダンサーを辞めようと、愛用のシューズを公園のゴミ箱に捨ててしまう。
しかし、ストリートミュージシャン“姫川舞美”の歌を聴き、もう一度挑戦しようと奮起。
シューズを取りに帰るも、すでにシューズは撤去されていた…。途方にくれ、ダイナーで飲み明かす若木。
見かねたダイナーのマスター“飯島史奈”は、店に長い間忘れられた1足のシューズを渡す。
それは、ちょっとダサいシューズ…『ダッドシューズ』だった。
背に腹は代えられないと、“父親が休日に履くようなデザイン”の“ダッドシューズ”を履き、練習する若木。
すると、どこからかダンスのアドバイスを送る声が…声の先には“マル”と名乗る男がいた。
疎ましがる若木に、マルは「ダンスがうまくなる魔法をかけてやる」といい、指を鳴らした。
騙されたと思いながらも若木がステップを踏むと―自由に体が動くのだった!
喜ぶ若木は、再びダンスに向き合い始める。だが、それもつかの間…
マルは若木に告げる。「俺はこの靴に宿ってるから、この靴を履き続けている以上、俺はお前のそばに出てくるぜ」
こうして、若木とマルの奇妙な生活が始まる。