
本作は、腕利きのイタリアンシェフとして名をはせた主人公が、ふとしたことから刑務所の管理栄養士として働くことになり、塀の中の刑務官や受刑者たちとのトラブルや騒動を乗り越える姿を描く、全く新しい“刑務所社会派コメディードラマ”。
主人公の栄養管理士・銀林葉子を演じる小池は、「恥ずかしながら、今回このドラマをするにあたって、刑務所の中には炊場という場所があり、受刑者の方々に管理栄養士としてメニューを提案したり食事の指導をしたり、そう言うお仕事があるんだと知りました」と話すと、「仕上がりはとてもポップな作品になっていますので、一人でも多くの方に楽しんでいただけたら良いなと思って頑張りました」と挨拶。

刑務官の杉山賢二を演じる中村は、「人は変われるのかということをテーマに、楽しくポップに、このドラマを通して皆さんに伝えられたら良いなと思っております」とコメント。
受刑者の川口心平を演じる玉置は、「食べるという人間の根源的な部分、原始的な部分の行為、食事を作ることを食べることに関しての尊さ、あとは罪を犯した受刑者にもそれぞれ事情があるということをこのドラマを通してとても大切なことなんだと改めて感じることができました。ドラマを見ていただいた方に伝わると嬉しいなと思っております」と話した。

同じく受刑者の尾藤護を演じる関口メンディーは、「今回この作品に携わる中で、初めて刑務所の中に撮影で入らせていただきました。食を通して人がどうやって変わっていくのかがドラマのポイントになっていて、受刑者の人たちにとって、食というものが更生するにあたっての鍵になっていて、前に進むための原動力になっているんだなと痛感しました。1人でも多くの方々にこのお話が届けばいいなという風に思っております」と語る。

同じく受刑者の三島茂役のひょうろくは「知らないことがいっぱいあってすごく勉強になったというのと、あとは食べることってすごい幸せなことだなというのも、僕自身も気づかせてただいたところがございました。なので、もし良かったら皆さんも一緒に、勉強しつつ、楽しんでいただけたらなと思っております」と述べた。
台本を読んで感じた本作の魅力を小池は「モデルになった黒柳さんともお会いさせていただいたんですけども、パワフルで太陽のような方だなと思って。その方が愛した料理で、場所は違えど人の気持ちを変えられるんじゃないか、ちょっとした幸せを感じてもらえるんじゃないか、一歩踏み出せるんじゃないかという可能性をとても信じていらっしゃる方だなと思って、そこに感動して、演じてみたいなと思いました」と、原作者の黒栁桂子氏の人柄に触れながら語る。
役を演じる上で「正直、実際の人間関係の距離感で考えるとありえないなという展開はいっぱいあるなと思いながら、でもリアルに描いたところでこのドラマの面白さが伝わるのかなと悩みながら…」と吐露しながら、「黒柳さんが撮影現場に訪れた時に、わずか数分だったんですけど、一気にその場を巻き込む力みたいなものを持っていらっしゃる方だなと感じて、銀林さんに活かせるかもしれないと思って、リアルっぽくやるというか、ちょっとオーバーに演じて作った作品かなという感じはします。お会いできたことが自分のお芝居にプラスになったので、感謝しています」と述べる。
会見には黒柳氏も姿を見せており、第1話を視聴した感想を「栄養士役が小池栄子さんと聞いた時に、周りの友だちが合ってるよねって言ってくださったんです。ドラマを見ていて、このシチュエーションだったら私、これ言うわって言うところがすごいあって。脚本家の方や小池栄子さん、皆さんが私のことを昔から知っている人たちみたいな感じがして、すごく楽しかったです」と話していた。
刑務所の食事を撮影で実際に食べて、玉置は「少な…って思いました。こんなもんなの?って」と驚いた様子。また、受刑者でも体格によって食事の量が異なるそうで、関口は「僕は他の受刑者より体が大きかったので、ご飯が多かったんですよね。麦飯が本当に美味しかったです」と話した。
ひょうろくは、撮影へ向けて減量を行うにあたりあまり食事を取っていなかったようで「その食事が美味しくて美味しくて。お米ってこんな美味しいんだとか、野菜って甘い、って思って」と、改めて美味しさを実感したようだが「でも実際に過ごしていらっしゃる方はそうなるんでしょうね。お菓子とかジュースが飲めないから、唯一の楽しみじゃないけど」と刑務所内での食の大切さを実感していた。

刑務官役の中村は、「最初は本当にルールに従って融通の効かないような人間なんですけども、銀林さんが入ってきてくれたことによって、改めて受刑者との向き合い方を考え直していきます。実際の小池さんもエネルギーに溢れる方で、小池さんが現場にいてくれるだけで、とても明るくなれるような人柄なので、とても楽しく撮影していました」と撮影を振り返り、「生瀬さんと小池さんのやり取りが印象的で、生瀬さんに小池さんが普通に『うるせえな!』ってつっこんでて、昔から絆がある二人なんだなと」と話しながら、「僕は結構初めましての人たちが多くて緊張してて、先輩方に囲まれての撮影で、最初にそのやり取りを見た時に驚愕しました」と明かした。

土曜ドラマ『ムショラン三ツ星』(全5話)は、NHK総合にて5月23日(土)から放送開始予定。











