
本作は𠮷田監督自身が多感な時期に出会った非行少年や彼らを取り巻くコミュニティをモデルに、人の痛みも常識も理解できない少年たちと、そんな子供たちに本気でぶつかりながらも彼らに寄り添う大人の生々しいもがきを描く。

本作で劇場映画初主演となる一ノ瀬。ついに公開を迎え「もちろんすごく嬉しいですし、足元がすごく悪い中こんなに来ていただいて嬉しいっすね」と満席の客席に喜びながら「内容的にも見る人によってはいろんな見方ができると思うっすから不安もやっぱあるっすな」と率直な思いを明かすと、観客から「かっこよかったよ」と声かけられ「ありがとうございます!嬉しいっす」と笑顔をみせた。
劇中では元半グレで現在は更生施設「みらいの里」寮長の西健吾役を演じている。「昔は悪役を極めようと思ってた」と話す一ノ瀬に監督は「みんなの中で悪役のイメージがあるけど、今良い人みたいな。みんなのイメージもそういうイメージなんでぴったりだなと思っておりました」とハマり役を絶賛した。

この日は本作で一ノ瀬演じる西健吾が『何があっても見捨てない』という気持ちで寄り添うことにちなんで『何があっても見捨てない人・モノ』を発表する場面も。ウサギを8匹飼ってるという一ノ瀬は「このウサギはどんなことがあっても見捨てないと思うっすね」と即答し、「おれは今そのウサギたちのために頑張ってる。「みらいの里」の子たちもちょっとウサギに投影してる部分もあったし、だからすごいウサギは大事っすね」と”ウサギ愛”を語ると、夏帆も「私も猫が2匹いるのでどんなことがあっても見捨てない」と共感。続けて「最近、思い出のある映画館が閉館しちゃうってニュースを見たりして、老朽化とか色々問題があると思うんですけど映画は映画館で見なきゃなって改めてすごく思ってます」と感じているそうで「今日とか皆さんに大きいスクリーンでこの作品を見ていただけてとても嬉しいんですけれども絶対守りたい場所」と映画館で見る映画に対しての想いを明かしていた。






