今作は大友のパーソナルを写し出すべく、高校時代の何気ない日常を再現したショットに、大好きな猫たちと無邪気に戯れる姿、グランピングでBBQを思い切り楽しむ様子や幼い頃から慣れ親しんでいるテニスをプレイする姿など、等身大の素顔をたっぷりキャッチ。また、撮影が行われたのは高校卒業を迎えたばかりの今年3月ということで、少年から大人への進化を感じられるカットも収めている。大友自身のアイデアも取り入れ、大舞台に立ち存在感を放つカットや、ネオン光る夜の街で着物を身にまとった幻想的なシーンなど、“役者として大人になっていく未来”を写真で表現。一方で、「もしも違う道に進んでいたら?」をテーマに、大学生や会社員になりきり、“ifの世界の未来”も表現。対比する2つの物語が味わえるポートレートになっている。

19歳の誕生日となる8月10日に発売を迎えた本作、自身初となる写真集の発売に大友は「人生初めて自分の写真がアルバムとなって写真集という形で世に出せるこういう機会がもらえて嬉しい」と喜びをコメント。一方で「初めて過ぎて想像があんまり自分の中でできてなかった」と明かす。制作では自ら写真を選び組み合わせなどにも意見を出したそうで、初めて製本された写真集を手にした際には「こういう質感で滑らかな肌触りなんですけど高級感のある写真集が完成してるのを見てすごい感無量、ありがたい気持ちでいっぱい」と嬉しそうに振り返った。
また完成した写真集はまず両親に表紙を見せた後すぐに祖母へ中身を見せたという。「僕すごいおばあちゃん子なんで、おばあちゃんに見てほしかった」と写真集を手渡したそう。祖母がページをめくりながら楽しむ姿を目にし「ニコニコしてる姿見ると僕まで嬉しくなって幸せな気持ちになっておりました」と頬を緩ませた。

見どころについて聞かれるとタイトル『FOCUS』にちなみ大友は「コンセプト自体が、もしも俳優活動をしている自分と俳優活動をしていない自分みたいなもしもの自分」と説明し「もし俳優をやっていなかったら大学生になってそのまま社会人としてスーツを着て仕事してるのかなとか、俳優という職業でこれから進んでいくならどんなふうな自分になってるかなとかそういうところにフォーカスを当てて見ていただければなと思っております」と語った。
そんなお気に入りカットには制服姿にヘッドホンを装着した一面と裏表紙にも使用されているスーツ姿を挙げ、スーツでの撮影は自身から最初に希望したといい「普通に社会人になって、職業としてサラリーマンを選んでたんじゃないかな」と想像。「もしもの自分の代表みたいな感じで、1番思い入れが深いのがこういうスーツの姿なのかな」と選んだ理由を明かした。

現在は舞台を中心に活動する大友だが「この業界に入りたいなって思った理由の映像作品にもこれから力を入れていければ」と今後に意欲をみせ、舞台と映像では求められる技術に違いがあるとした上で「どっちの良さも活かしてどっちに行ってもすごいなって思っていただけるようなそういう俳優像を作っていきたい」と目を輝かせた。
最後に本作の自己採点を求められた大友は「まず1stなんで100点をつけたいなと思っております」と即答。「自分の中でもすごい自分のイメージが写真集の形で具現化された」と満足げに仕上がりを振り返り、「1stって意味で100点なんですけど、もし2ndが出るなら200点を目指していきたい」と早くも次回作へ意気込んでいた。