少年から大人へと歩みを進める阿久津が次なる旅の舞台に選んだのは、多様な文化が溶け合うマレーシア。大人と子供の狭間をテーマに撮影を敢行した今作。熱帯の眩しい太陽の下で見せる少年のようなあどけない笑顔と、異国の夜に佇むハッとするほど艶やかで憂いを帯びた大人の眼差し。1冊の中で見せる圧倒的なギャップはまさに25歳の今この瞬間しか捉えることのできない表情だ。未来のさらなる飛躍を予感させる現在地。等身大の阿久津仁愛の魅力を余すことなく凝縮した至極のメモリアルブックが完成した。

20歳で発売した1st写真集『Journey』から5年ぶりとなる2nd写真集。阿久津は「1st写真集『Journey』を撮って完成した直後ぐらいから次の写真集はいつ出せるんだろうってずっと考えてきてた」と待望の一冊だったことを明かし、「もう5年も経ったのかっていう気持ちと今になってその当時のファースト写真集を見返すと自分でもわかるぐらい顔つきが変わってる」と自身の変化を実感。「今回はどんな1冊になって、どんな表情で、どんな景色を皆さんにお届けできるかなっていうのをすごくワクワクしながら撮影に臨みました」と声を弾ませた。
『Transit』というタイトルには「成長途中、ここからもっと自分がどんどん進化していくというか、そんな気持ちを込めてつけさせていただきました」と理由を明かし「25歳ってまだこれからもっともっと自分が大きくなれるようにって気持ちを常に持ってる」と語った。

今作は「大人と子供の狭間」をテーマに撮影。自身の大人になった部分について「甘いものすごい好きなんですけどジュースとかスイーツとか食べると肌とかに出やすくて」と苦笑い、半年ほど前から自主的に控える機会が増えたそうで「自分のことをコントロールするというか先のことを考えて行動できるようになってきてる」と成長を感じているという。その一方、まだ子供だと感じるのは撮影中だそうで「クールな表情の撮影時とかにどうしても合間合間で変顔とかしたり照れ隠しなのかおちゃらけてしまうみたいなのはいまだにある」と照れ笑い。「それが自分の個性でもあると思う」としつつ「もうちょっとそういう時にその世界観に入り込めるようにならないとな」と口にした。
またお気に入りカットを聞かれると、最初に表紙に触れ「ここまで顔面って感じでドアップで攻め攻めの表紙って自分で見ると恥ずかしさもある」とはにかむ。写真集の中ではマレーシアで夕日が沈む直前のマジックアワーを狙った一枚もお気に入りだといい「いろんな表情で撮りつつ後ろの背景の美しさというかそういうのもかねて最高の1枚になったんじゃないかな。現地で撮ってる時にもこれ絶対お気に入りになるなって思いました」と自信をのぞかせた。
そんなこだわりが込められた写真集を自己採点すると「マレーシアに初上陸っていうのもありますしマレーシアでしか体験できないことたくさんあったのでそれも全て含めて100点満点をつけます」と自身満々に答えるも、「自分で言うの恥ずかしい(笑)」と照れた表情を浮かべた。
今後については「人間としてももちろん成長していきたい」とした上で「舞台だけじゃなくて映像の作品とかも携わる機会も増えてきているので、お芝居の幅をもっともっと増やしていけるように頑張りたい」とさらなる飛躍を誓っていた。