©佐野広実/講談社 ©2026「シャドウワーク」製作委員会

本作は、佐野広実の人気小説を映画化。主人公の紀子を演じるのは、『正体』で第48回日本アカデミー賞・最優秀助演女優賞など多くの演技賞を受賞し、現在はNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」で主人公の妻・慶を好演している吉岡里帆。もう一人の主役・薫には東京ドラマアウォード2025主演女優賞を受賞し「東京サラダボウル」を始め映画・ドラマ・舞台など多岐にわたり唯一無二の存在感を放つ奈緒。幅広い作品で多様な人物を生き抜いてきた二人が初の映画ダブル主演を果たし、本作では覚悟と揺らぎ、爆発寸前の緊張感を体現している。共演は、風吹ジュン、美保純、酒井若菜、ファーストサマーウイカ、佐月絵美、北村匠海、原嘉孝(timelesz)、清水尚弥ら独自の世界観を確立する俳優たち。監督は『君は永遠にそいつらより若い』の𠮷野竜平が務め、善悪では語れない社会の歪みに鋭く切り込む。
配偶者や親から暴力を受けた女性たちを匿うシェルター<おうち>。一見穏やかなその場所では、日常と同じ手つきで、“あること”が行われている ――完璧に考え抜かれた方法で。声なき者たちの“極限の決断”を描くサバイブサスペンスがいま静かに動き出す。

この度解禁された本編映像は、主人公のひとり・薫(奈緒)と、別居中の夫・晋一(北村匠海)が車内で繰り広げる緊迫の会話シーン。
警察庁のエリートである晋一からの暴力に耐えかね、離婚を望んでいる刑事・薫。自らの体裁のため復縁を迫る晋一に対し、「あんたとやり直せって?」と嫌悪感を剥き出しにする。初めは穏やかに振る舞っていた晋一だったが、薫から「離婚する」と言い放たれると、言葉を遮るように猛然とハンドルを叩きつける。その瞬間、怒りに呼応するかのように上空を飛ぶジェット機の轟音が激しく響き渡り、車内の空気が一変する。

©佐野広実/講談社 ©2026「シャドウワーク」製作委員会

突然の威嚇に身を強張らせ、握りしめた手を震わせる薫。追い打ちをかけるようにその肩を掴んだ晋一は、「俺を敵に回すってことは、警察を敵に回すってこと」「お前のこと味方する奴なんて世界に一人もいないんだよ」と、抗う余地を与えない静かな圧をかける。しかし、車の横を同僚が通りかかった途端、それまでの威圧的な態度から一転、「お利口になれよ」と不気味な笑みを浮かべながら薫の頭を撫でる。薫は恐怖と屈辱に震えながらも、その手を強く振り払い、逃げるように車外へと飛び出していく。
あわせて、晋一の圧力によって警察署内にも居場所がない中、それでも自らの正義を貫き、刑事として事件を追い続ける薫の姿を捉えた新たな場面写真も解禁。

本作が初共演となった二人。劇中では緊迫した夫婦の対峙を演じる一方、現場では撮影の合間に穏やかに雑談を交わすなど、フラットな信頼関係を築いていたという。今回、そんな本編で見せる緊張感とは対照的な二人の姿を捉えたメイキング写真もあわせて解禁された。

©佐野広実/講談社 ©2026「シャドウワーク」製作委員会