
原作は、第171回直木賞候補ほか数々の文学賞の受賞歴を誇る作家・青崎有吾による人気小説シリーズで、事あるごとに衝突しながらも互いをリスペクトするダブル探偵が難事件を解決していく痛快ミステリー。2023年にドラマ化され話題を集めた本作を、ドラマ版を手掛けた脚本・浜田秀哉、演出・堤幸彦が再びタッグを組み、初の舞台化が決定。
【HOW:不可能犯罪のトリック】の解明を得意とする御殿場倒理には上田竜也。【WHY:不可解な状況から動機や理由】を解明する片無氷雨には、Travis Japanの川島如恵留。所属事務所の先輩・後輩であり公私ともにリスペクトし合う関係として知られる二人が、探偵事務所の共同経営者でありながら最大のライバルであり、強い信頼関係で結ばれる最強バディを演じる。
そして共演には、川島海荷、入江甚儀、森田甘路、田中亨、渕野右登、坂ノ上茜、白石優愛、渡辺翔、吉澤尚吾、木津誠、松田賢二、岡田浩暉と豊富な舞台経験と演技力を兼ね備えたキャストが集結した。
開幕に先駆け、取材会が行われた。芝居での共演は初となる上田と川島如恵留だが、互いの印象について聞かれると、まずは上田が「とにかく真面目。稽古場でずっとセリフを繰り返し言ってたり、ストレッチしたり、ずっと役について考えているんだろうなというのが目に見えていたので。今までの印象でもありましたけど、すごく勤勉な子だなと」と絶賛。

上田のことを竜兄(たつにい)と呼び慕う川島如恵留は、「カメレオンタイプの役者さんだなと思っていて、色んな役を見させていただいてきましたが、今回の御殿場倒理に対する竜兄の姿勢が、今までのどの役よりも竜兄っぽいんじゃないかなと思ってて、稽古場はずっと“竜兄”なんですよね」と、普段の上田と変わらないと話すと、上田自身も「俺も困ってる。倒理というものをいただいて、原作とかを見て『いや、俺じゃん!』『どう芝居すんの?』って。だから心配です。お客さんが見に来て、『あいつ芝居してるのか?』って思われないか」と実感し、戸惑っていた様子。そんな上田の姿に、堤監督も「さっき楽屋に何か言いに行こうと思ったんだけど、特にこのままで良いか、って」と語り、現在の上田の姿が御殿場倒理として成立していることをうかがわせた。

ダブル主演ということで、座長としての姿を聞かれると、上田は「如恵留は空気感ですよ。やっぱり俺より如恵留の方が絶対話しかけやすいでしょ?イメージ的には。カンパニーの皆を潤滑に回してくれるのは如恵留なので、そういった面で、自分に無いところを如恵留が補ってくれた感覚です」と存在に救われていたことを話す。
一方の川島如恵留は、「竜兄が稽古場で差し入れをしてくださって、稽古が続いて同じシーンを何度か繰り返したり、9月が台風が多くて、テンション下がっちゃったり低気圧でやられちゃう時に、美味しい差し入れを何度もしてくださったので、座長っぽかったです!」と明かし、川島海荷も「竜兄の差し入れにびっくりしました。焼き鳥で、めちゃくちゃ良いです。疲れた後にタンパク質で、5本ぐらい食べました!」と笑顔を見せた。

また、それぞれお気に入りのシーンについては、上田は「俺は最後のシーンかな。一番最後のシーンが、皆さんの想像していた最後を簡単に裏切ってくるじゃ無いですか。そこは堤さんの演出はさすがだなと思いました。見ているお客様もすごく喜んでくれるようなシーンなんじゃないかなと思います」とコメント。
川島如恵留は「劇場だからこそ見られるド派手なアクションや、映像とリンクしたシーンがあったりして、見る角度によって感じ方がそれぞれあると思います。どの席から見ても楽しんでいただける、ド派手なアクションがたくさんあります!」と、舞台ならではの見どころを語る。
また、要所要所で挟まるギャグに、上田は「あれこそ堤ワールドですよ!めちゃくちゃ面白いと思います」と声を上げると、川島如恵留が「笑い堪えられてます?大丈夫ですか?」とキャスト陣に確認する場面もある中で、川島海荷が「堪えられてないよね?斜め横ぐらいで如恵留くんが笑ってるのを見て、また伝染しちゃって、堪えるのがこっちも必死です」と苦労を明かした。

EX THEATER ARIAKE OPENING LINEUP『ノッキンオン・ロックドドア THE STAGE』は、10月6日(火)より東京・EX THEATER ARIAKEにて、その後大阪にて上演される。






















