本作は木崎ちあきが手掛けた同名小説を原作・原案に、謎に包まれた新型ドラッグ【DOPE】が蔓延している近未来の日本で、正反対のバディがDOPEによって巻き起こる不可解な事件の解決に挑んでいく麻取アクション・エンターテインメント! 髙橋演じる新人麻薬取締官・才木優人と中村演じる型破りな不真面目教育係・陣内鉄平。相性最悪な二人がバディを組むことで徐々に影響し合い、変化していく熱き人間ドラマと、本格アクションシーン満載で繰り広げられる本作が、この夏の金曜夜を熱く盛り上げる。髙橋・中村のほか、新木優子・伊藤淳史・三浦誠己・豊田裕大・久間田琳加・小池徹平・真飛聖・忍成修吾・入山法子・佐野和真・蒼戸虹子・井浦新の出演が決定している。

この度、ドラマの世界を彩る主題歌にUruの新曲「Never ends」が決定した。「Never ends」はUruが作詞を手掛け本作のために書き下ろした楽曲。トオミヨウによるアレンジで、これまでのUruの楽曲にはなかった新しいアプローチが施された切実なバラードであり、後悔、喪失や痛みの中にある静かなる希望にUruの歌声が寄り添う楽曲となっている。
UruがTBSドラマの主題歌を担当するのは、『コウノドリ』(2017年)、『中学聖日記』(2018年)、『テセウスの船』(2020年)、『マイファミリー』(2022年)に続き、今回が5作目となる。物語とシンクロする歌詞やメロディで視聴者の心をつかんできたUruの楽曲が、本作では登場人物たちの抱える痛みや葛藤に寄り添い、物語を優しく包み込む。

■コメント
<Uru>

この作品に触れた時の痛みや苦しみ、私たちの現実世界の日常の中でも存在するような悩みやその背景を感じながら歌詞を書きました。
普段、あまり弱音や心の内を表に出さないような人でも、心の中では自分との葛藤や周りとの調和の中で揺れ動いている心の動きがあって、時々それに押し潰されそうになる瞬間もあると思います。
そんな自分を支えてくれている大切な人への想いと、もしそれを失ってしまった時に人はどんなことを思うのか、それぞれの登場人物たちに想いを馳せながら書いたので、ドラマに寄り添う曲になってくれたら嬉しいです。

<才木優人役 髙橋海人>
このドラマに登場するキャラクターたちはみんな、それぞれの強さと弱さを持っていて、迷いながら、踏ん張りながら戦っています。Uruさんの「Never ends」は、そんな痛みを抱える登場人物の誰もに当てはまって、そして優しく包み込んでくれるような楽曲です。全部が集結して完成する『DOPE』を、僕自身もとても楽しみにしています。

<陣内鉄平役 中村倫也>
寄り添うように、包み込むように。火照った想いを冷ますように、健やかな眠りに誘うように。
Uruさんの声と音楽で、このドラマがグッと引き締まる、そんな思いを抱きました。

<プロデュース・長谷川晴彦>
ドラマにおけるUruさんの透き通った、どこか憂いを帯びた声は、視聴者の心に優しく触れて、物語の感情線を増幅させる魔法だと思っています。
本作の企画書とプロットを書きながら、作品に感情移入した私は多くの涙を流しましたが、必ずそこには「あなたがいることで」や「それを愛と呼ぶなら」などのUruさんの曲が流れていました。
才木と陣内のキャラクターを膨らませる中で、彼らの秘密や、そのことで生まれた苦しみやジレンマを考えれば考えるほど、私の中でUruさんの歌声が必要不可欠なものとなり、それは必然となりました。
制作が決まり、すぐに主題歌のオファーをさせて頂きました。私の意見に真摯に耳を傾けてくださり、本作の世界観に寄り添って頂き、素晴らしい楽曲に仕上げてくださいました。
毎話のクライマックスシーンを「Never ends」が優しく包み込んで、素敵な魔法が作品にかかる瞬間を視聴者の皆様にお楽しみ頂けると幸いです。