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軽量で機動性に優れた駆逐艦は艦隊の先陣を切って、魚雷戦を仕掛け、対空戦闘によって、中心となる戦艦、空母などを護るのがその役目である。「雪風」は敵弾をかいくぐりながらその任務を果たし、必ず生き抜いた。そして決まって戦場に留まると、沈没する僚艦から海に投げ出された仲間たちを救い、共に帰還させた。つまり戦うために出撃しながら、最後は必ず人を救い、還ってくる。それこそが“幸運艦” “不沈艦”と呼ばれた「雪風」に課せられた天命ともいうべきものだったかもしれない。
映画『雪風 YUKIKAZE』は、その知られざる史実を背景に、太平洋戦争の渦中から戦後、さらに現代へと繋がる激動の時代を懸命に生き抜いた人々の姿を、壮大なスケールで描き出す。「雪風」艦長・寺澤一利役の竹野内豊、先任伍長・早瀬幸平役の玉木宏、若き水雷員・井上壮太役の奥平大兼ほか、戦火に立ち向かう乗員たち。早瀬の妹・サチ役の當真あみ、寺澤の妻・志津役の田中麗奈、志津の父・葛原芳雄役の益岡徹、帝国海軍軍令部作戦課長・古庄俊之役の石丸幹二、そして、実在した第二艦隊司令長官・伊藤整一役の中井貴一ら豪華俳優陣が、今を生きる私たちへとメッセージを繋ぐ。
主題歌の「手紙」は、作詞・作曲をUruが手掛け本作品のために書き下ろした楽曲。「手紙」についてUruは、「遠い昔を生き現代の私たちに時代を繋いでくださった方々への感謝や、自分の家族や経験に想いを重ねながら作った楽曲」であり、「何気ない日々をより大切に生きようと思わせてくれたこの作品に、寄り添うことのできる曲になってくれたら嬉しいです」とコメントを寄せている。

この度、『雪風 YUKIKAZE』×主題歌Uru「手紙」コラボムービーが解禁!平和な海が戦場だった過酷な時代でも、“普通”の幸せを手にできる未来のため奮闘した、「雪風」の若き水雷員・井上壮太と「雪風」に乗る兄の無事を祈りながら帰りを待つ妹・早瀬サチ、二人の視点で本作を描いた映像に主題歌「手紙」をのせたコラボムービーとなっている。今回が初出しとなる新映像がふんだんに使用されたほか、井上を演じた奥平大兼とサチを演じた當真あみが80年前を懸命に生きた自分たちのシーンを鑑賞する撮りおろし映像も加わり、本作のテーマともなる戦中から戦後、そして現代へと時代を“繋ぐ”世界観が本編とはまた違う形で表現された特別な映像に仕上がっている。

■映画『雪風YUKIKAZE』×主題歌Uru「手紙」コラボムービー
https://youtu.be/K0qFbox1_wY