©2026「mentor」製作委員会

『ヤクザと家族 The Family』『PLAN 75』など幅広いジャンルで存在感を放ち、2023年『月』で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞するなど鮮烈な演技を重ねる実力派俳優・磯村勇斗と、2024年にCDデビューを果たした4人組アイドルグループ・Aぇ! groupのメンバーで、歌・バラエティ・舞台と多方面で活躍しながら、今回が個人では映画初主演となる末澤誠也がW主演を務める、映画『mentor』が10月16日(金)に公開となる。本作のタイトルにもなっている、物語の鍵を握る重要な“メンター”役には綾野剛が、火傷の特殊メイクに3時間をかけて臨み、圧巻の怪演を見せる。

本作で脚本・監督を務めるのは、唯一無二の感性でオリジナル作品を生み出し続け、『ミッシング』(24)、『空白』(21) など観る者の心に鋭く切り込む“人間描写の鬼”𠮷田恵輔監督。本作は、無邪気な花火遊びをきっかけに人生が変わり、過去に囚われたまま大人になった2人の青年と、その火災で大切なものを奪われ、彼らの運命を静かに、しかし確実に狂わせていく“メンター”との歪な再会を描く、新感覚エンターテインメント。不穏さと可笑しさ、違和感と共感。そのすべてが入り混じり、観る者の感情をかき乱す“感情カオス”の映画体験。今年の賞レースを大きく賑わせるであろう𠮷田恵輔監督の最高傑作が誕生した。

今回解禁された本予告では、15年前の花火遊びによる火災事故で時が止まっていた拓海(末澤誠也)と、その火災で大火傷を負い、妻子を失った埜本(綾野剛)の再会から始まる。罪の意識を背負ってきた拓海は、当然、埜本に恨まれ復讐されるかと覚悟していたが、「心配してたんだよ!」と抱擁され驚く。妻子が火事で亡くなって辛い中でも、拓海に寄り添い「友達」と言ってくれる埜本のその寛容さと前向きな考え方に、「埜本さんは俺を生まれ変わらせてくれるメンターなんだよ!」と、次第に心酔していく拓海。
一方、拓海と同じく花火遊びをしていた龍之介(磯村勇斗)は、罪の意識を封印し、アーチェリーのオリンピック代表候補として新たな人生を歩んでいた。しかし、大会会場に拓海に連れられ埜本が姿を現したり、さらには拓海から「龍之介って人を殺した自覚ある人?」と現実を突きつけられたりと、徐々に調子が崩れ始める。これからの人生を生きるため、拓海は埜本に頼りながら龍之介と共に火災を起こしてしまった当時の住人を探しお詫びに行くが、許しを乞い自分が認められた気持ちから段々と悦に入り、鏡の前で何度も土下座を繰り返し悲劇的な自分の姿に酔っていく。
交わるはずのなかった3人が再会してしまった時、人生はしっかりと狂っていく。感情を爆発させ絶叫する龍之介、狂気が滲む目で全開の笑顔を見せる拓海、優しい笑顔から一転、凍てつくような表情を見せる埜本。この3人を待ち受ける衝撃のラストとは…!不穏な3人から目が離せない、緊迫感あふれる予告編映像が完成した。

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クランクアップ後の磯村、末澤、綾野のインタビューも解禁となった。磯村は撮影を振り返り「なんだか実験をしているような感じになるところが、やはり𠮷田監督の脚本の面白さだなと思いました」と、現場にいくとなぜか成立していく𠮷田監督ならではのオリジナル脚本の妙を体感。今回の撮影は、静岡を舞台にしており磯村の出身地も撮影現場の1つとなっている。その地元での撮影について「自分が見てきた景色が撮影で来ると自分の中でも違う感覚になりますね。今まで見てきた沼津がまた違う視点で見ることができたのもいい経験でした」と地元愛をのぞかせる。また、磯村演じる龍之介はアーチェリーの選手ということで、役作りとして「初めてだったので、アーチェリーの練習をひたすらやり、それと並行して体作りを1年前から始めていました。まっすぐにやることが、龍之介が火事を忘れたくてアーチェリーに移行していったということに繋がるなと思っていた」と肉体から龍之介の心情に寄せていたと語る。

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末澤は個人としての映画初主演作となった今作について「まず僕自身個人では初主演だったので。そこへの責任感は感じました」と振り返り、「その中で拓海をどういうふうに作り上げていったらいいのかなっていうのは、最初はめちゃくちゃ悩んでましたね。」と役作りへのプレッシャーや不安もあったとコメント。そんなプレッシャーの中でも「磯村さんと綾野さんっていうすごいお2人と一緒にさせていただくという機会ですし。自分的にもこんなチャンスをいただけたのは本当にありがたい。どうにか2人にしがみついて頑張りたいなっていう気持ちはありました」と、共演した2人に刺激を受けたと語っている。

龍之介と拓海に影響を与える重要な役どころを演じた綾野は撮影の度に3時間かけて特殊メイクを施していた。埜本を作り上げる上で大切な要素だったと言い、「この作品のクオリティの根幹を成すものでなければなりませんでした。特殊メイク、ヘアメイク、演出部の各部署とともに徹底的に追求した結果、素晴らしい造形が完成したので、それに伴う、あるいは派生する形で体の使い方を創造していくことができました。」と現場のチームへ感謝を語っている。共演した磯村に関しては、本作で5本目の共演。磯村の主演作に出演することが目標だったそうで、「彼が今日まで積み上げてきた煌めきや、ご自身の中に内包している凡ゆる感情が、確実に芝居力へと変わり、これまでとも全く違うフェーズに立ち向かっている姿を見て、大きな感動を覚えました。」と磯村のたたずまいに感動したと明かす。また末澤に関しても「瞬発的な、もっと言えば本能的に出てくる、監督の演出や相手の芝居を受け取るキャッチの仕方、対応するまでの早さ、誰もが納得するような安心感とともにセリフを放つ--。その力は末澤さん自身の特性で培ってきたものですし、そこには末澤さんが普段から仕事や仲間やファンの皆様に対してどのように接しているのかということがとても顕著に表れているようで、ひとつひとつをとても大切に丁寧に向き合われていました。」と一緒に作り上げた2人へ賞賛の言葉を贈っている。

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