
夕平(坂口)が初めて知った“家族の温もり”の中心にいたのが、紗月(堀田真由)の5歳の娘・朝子だ。紗月はもちろん、夕平にも無邪気に懐き、まっすぐな信頼を寄せる朝子。夕平にとって半年という短い時間ながら、3人で過ごした日々はかけがえのないものとなり、“家族”という幸せの形を初めて実感する時間となっていく。今回解禁された場面カットには、そんな朝子の愛らしい笑顔や、夕平との穏やかな時間を感じさせる姿が切り取られている。
幼少期の朝子役に抜擢されたのは、TVドラマ『下剋上球児』(2023)、『西園寺さんは家事をしない』(2024)などへの出演で注目を集める倉田瑛茉。彼女を抜擢した理由について、中野量太監督は「僕があれくらいの年の子役に求めるのは芝居のうまさではなく、子どもらしさです。うまいと演出するのは楽だけれど、彼女の5歳らしさに圧倒的な魅力を感じました」と、彼女がもつ稀有な“子供らしさ”を絶賛!オーディション合格後、倉田は監督とともに丁寧に芝居の練習を重ねてから撮影に臨んだ。その自然体な存在感は、夕平、紗月、朝子の3人が家族として過ごす時間に、確かな説得力をもたらした。プロデューサーの若林雄介も、現場での様子を「坂口さん、堀田さんと、ちゃんと家族になっていて。とても馴染んでいる感じがして、瑛茉ちゃんでよかった」と語る。
朝子を演じる倉田自身も、撮影現場では坂口や堀田と自然な時間を重ねていた様子。劇中で多くの時間をともに過ごした坂口の印象については、「いっぱい遊んでくれた。魔法使いみたい。ぬいぐるみや粘土を消したりとかしてた」と、撮影の合間にマジックをして遊んだ思い出を明かす。また、母親役を演じた堀田とは、「寝る時のシーンで、目を瞑って開けたときに同じ方を向いたら負けとか勝ちとかやってた」とコメント。本当の親子のように、仲睦まじく過ごしていた様子がうかがえる。スタッフからの「みんな優しかったね。楽しかった?」という問いかけには照れながらも「うん」と頷き、中野監督が惚れ込んだ圧倒的な“子供らしさ”と愛らしさで、シリアスな物語を描く現場を温かく包み込んでいた。







