――持田さんが学生の時に熱中していた部活は?
野球部です。長くやっていて、中学生の頃は坊主でした。
――ポジションはどこだったんですか?
全部出来るんですけど、最終的に収まったのはキャッチャーでした。肩も強くて、当時は100mぐらいは投げられたと思います。
――野球とテニスは似ているところはありますか?
ラケットとバットで振り方は違いますけど、テニスだと打った時にボールが浮かないようにラケットでドライブをかけてあげるっていうのは、野球のバットコントロールとちょっと似ているというか、通じるものがあるのかな?って感じています。
――今作の見どころを教えてください
不二の見どころは観月との試合と、あとは聖ルドルフ戦と山吹戦の間にリョーマと紅白戦の試合があるので、そこが見どころなのかなと思います。
全体的には、今回2校との対戦があるので見ごたえがあると思っています。聖ルドルフは人間的な話というか、観月がチームメイトを操っていて、そういうことに対して不二の感情が動いたりして。山吹の方は稽古をやっていて思ったのは、“ザ・ミュージカル”です。コメディーな部分もあって、特に千石(清純)がいるのでハッピーな雰囲気になって、本当に面白いと思います。学校ごとにカラーが全然違うので、そこも注目してもらいたいです。
――意気込みをお願いします
お客様が観て満足してもらえたり、今日来て良かったなとか明日から仕事や勉強を頑張れそう、みたいな活力になってもらえたら良いなと思っています。僕たちも楽しんでやります。頑張ります!

――ここからは持田さんご自身についてお伺いします。芸能界に入ったきっかけは?
ジュノン・スーパーボーイ・コンテストを受けたことですね。自分で応募しました。残念ながら落ちてしまったのですが、悔しくて諦めきれず、今の事務所のオーディションを受けました。
――芸能界に憧れはありましたか?
元々テレビを見るのが好きだったので憧れはありました。
――これまでのお仕事の中で、印象に残っているお仕事はなんですか?
それこそミュージカル『新テニスの王子様』The First Stageから始まったので、『テニミュ』関連のお仕事は全て印象に残っていて、強い思い出です。
――『テニミュ』のお仕事が決まる前と後でご自身に変化はありましたか?
もっと上手くなりたいなっていうのはより一層思うようになりました。公演が終わった後に映像を観たりすると、反省点ばっかりなので、少しでも上手くなれるように頑張ろうって思います。
――台本を覚えるスピードは?
僕、遅いですね。覚えるのは基本的に時間がかかってしまうんです……。
――どのようにセリフとかは覚えているんですか?
とにかく回数をこなしています。回数をこなして、ゆっくりやらないと分からないんで、人よりちょっと時間がかかると思います。だから稽古も早め入ったりしています。
――最近ハマっていることは?
プロスピ(『プロ野球スピリッツ』)ですかね!ゲームが好きというより野球が好きなので、野球のゲームを何人かと通信しながらやったりしています。
――休日の過ごし方は?
インドアなので基本的にはお家から出ないです。休日は寝られるだけ寝て、起きてだらだらして、お風呂に入って寝る、って生活です。幸せですね(笑)

――7月13日に誕生日を迎えられますが、どのような1年にしたいですか?
進化したいですね!ポケモンみたいに(笑)。今はまだタマゴ状態なので、タマゴから生まれて、三段階進化するポケモンの一番目のところに行きたいです。今のままじゃだめなので、成長したいです。だから進化の年にしたいです。
――進化に向けてどういうことを心がけますか?
やるべきことを当たり前にやるというか……。体幹を鍛えたり、口に出して本読みをしたり、些細なことですけどおざなりになりがちなことを出来るだけ毎日やっていくような、小さな積み重ねを大事にしたいです。それをやらなくちゃなって思っています。
――今後挑戦してみたいお仕事や演じてみたい役は?
何でもやりたいですね。色んな役をやってみたいです!今は苦手なことばかりなんですけど、こんな自分にも得意なものもあったりするのかな?って思うので、何でも良いので色んな役に挑戦して、自分のことを知りたいです。
――プライベートで挑戦したいことは?
スカイダイビングとかしてみたいですね!あとはニューヨークに行きたいです。ブロードウェイで本場のミュージカルを観てみたいです。
――最後にファンの方々へのメッセージをお願いします
いつも応援ありがとうございます。これからも持田悠生をどうか応援し続けてください!いつか何かの形で恩返しが出来たらなと思います。


カメラ:秋葉巧、文:村松千晶