DMMとカンテレがリベンジ(復讐)”をテーマとしたドラマ共同企画第4弾『デスゲームで待ってる』は、不当にテレビ業界を干され、放送作家から“デスゲーム作家”に転身した戸村匠真(日向亘)が、同僚の秋澤和(梅澤美波)とともにデスゲームで恨みを晴らしていく復讐ドラマ。DMM TVにて10月24日(木)より独占配信がスタートする。
ヨーロッパ企画・上田誠が原案を、脚本を同じくヨーロッパ企画・諏訪雅が担当するオリジナルストーリーで、これを原案としたマンガが10月18日(金)より「LINEマンガ」などで配信され、ドラマとマンガが同時に進行していく。
追加キャストに三四郎(小宮浩信・相田周二)、辻岡甚佐、ニシダ・コウキ(ラランド)、木下隆行(TKO)、田口浩正、前川泰之、森永悠希が決定。ドラマ内バラエティ番組の制作陣を中心とした、戸村の放送作家時代に関わる人物たちを演じる。
小宮浩信・相田周二(三四郎)が演じるのは、ラジオ番組「ラジオフロント」でパーソナリティーを務めるコンビ“それから”。小宮が小西(こにし)役を、相田が浅川(あさかわ)役を演じる。戸村は学生時代から「ラジオフロント」のハガキ職人で、仕事道具のネタ帳は「ラジオフロント」ノベルティだ。
辻岡甚佐が演じるのは、ADの西村(にしむら)キヨシ。一番の下っ端で、パワハラの標的になりやすい。呉はじめ「バウバウバウンディ」チームに対して復讐を誓っているが、戸村だけは同士だと思っている。
ニシダ・コウキが演じるのは、ディレクターの伊原慎太郎(いはら・しんたろう)。呉に絶対服従で、言われたことは必ず実行する。体育会系の大まじめな性格で、ナチュラルパワハラ気質。
木下隆行が演じるのは、“やぐりんアラモード”という芸名のピン芸人、矢栗仁(やぐり・じん)。明るいキャラだが、裏ではAD(アシスタントディレクター)やスタッフに対して横暴な態度をとる。ドラマ内のバラエティ番組「バウバウバウンディ」には司会進行として出演。
田口浩正が演じるのは、大御所放送作家の疋川宏(ひきがわ・ひろし)。大御所といいつつも企画力はなく、大物芸人とのコネを振りかざして仕事をしている。
前川泰之が演じるのは、プロデューサーの呉剛(くれ・たけし)。コンプライアンスを無視した攻めた番組が大好きで、時代錯誤も甚だしいテレビ番組を作りたがる。
森永悠希が演じるのは、疋川の腰巾着となっている放送作家の松尾悠斗(まつお・ゆうと)。たいした企画は書けないが、疋川や呉をおだてて仕事をもらっている。
パワハラまみれの番組制作現場で働く者たち。現場を離れ“デスゲーム作家”となった戸村による復讐エンタメショーの餌食になるのは誰なのか―。
【芸人コンビ“それから”小西役・小宮浩信、浅川役・相田周二(ともに三四郎) コメント】
―今回の『デスゲームで待ってる』のオファーを受けていかがでしたか?出演の決め手などあればお願いします。
相田:なかなか三四郎2人で同じシーンというのはなかったので新鮮でした。ラジオ番組を持っているお笑いコンビ役だったので、当て書きしてくれたのかという程のしっくり感がありました。
小宮:演技が不得手なのでとても不安でしたが、ラジオパーソナリティ役という事でいつも通りの三四郎で楽しくできました!ラジオやっててよかったー!!
―ラジオパーソナリティを務める『三四郎のオールナイトニッポンシリーズ』が10周年を迎えるお2人ですが、ドラマで「ラジオフロント」のパーソナリティーを演じられてみていかがですか?
相田:僕らの『オールナイトニッポン』のコーナーをやっている感覚でやらせてもらいました。かれこれ2年はコーナーやってないので懐かしさを覚えましたね。
小宮:誰かの役になるというのは苦手なんですが、三四郎小宮でやれたのでスムーズにできたと思い
ます。やはりラジオブースの中にいるとドラマの撮影というのを忘れるくらい落ち着きました。
―今回の役への意気込みをお願いします!
相田:肩の力を抜いて、ほぼ三四郎で出演しています!コンビ名こそ違いますが、これは三四郎です!是非ご覧下さいー!!
小宮:アドリブ、バンバンかましているのでバチボコ刮目(かつもく)あれ!!
【西村キヨシ役・辻岡甚佐 コメント】
―今回の『デスゲームで待ってる』のオファーを受けていかがでしたか?出演の決め手などあればお願いします。
実は僕、大阪出身でして、カンテレさんのドラマにずっと出たかったので、オファーいただいた時はそれはそれは嬉しかったです。関西の友達に頑張っている姿を見せたいなぁ!という思いがあふれてテンションがあがりました。
―ご自身の役どころについてお聞かせください!
キヨシは少しつかめないところがありながら、主人公の助けになっていく、そんな人物だと思います。
やや抜けているところもあるので周りからしばかれる事も多々あります。何してんねん!と視聴者のみなさまからも突っ込んでいただければ幸いです。
―共演者のみなさんの印象や実際に共演してみた感想などはありますか?
戸村役の日向くんとは歳も近いので…といっても7、8つ離れていますが(笑)、しゃべりやすかったです。彼が真摯にこの作品に取り組んでいたのでその姿勢がすごく頼もしく、逆に僕は肩の力を抜いてキヨシを演じる事ができたと思います。仲良しです。
―今回の役への意気込みをお願いします!
デスゲームというおどろおどろしい雰囲気な中で、キヨシが映るシーンはリラックスしてみていただけるような、そんな演技を目指してがんばります!
【伊原慎太郎役・ニシダ・コウキ(ラランド) コメント】
―今回の『デスゲームで待ってる』のオファーを受けていかがでしたか?出演の決め手などあればお願いします。
デスゲームなので、出来るだけ長く生き残りたいという気持ちでオファーをお受けしました。
―ご自身の役どころについてお聞かせください!
上にこびへつらい、下に厳しいディレクターです。自分の性格にはあっていたように思います。
―共演者のみなさんの印象や実際に共演してみた感想などはありますか?
TKO木下さんと初めてご一緒して、木下さんにカンペを出しました。とても優しかったです。
―今回の役への意気込みをお願いします!
とにかく生き残りたいです。死ぬのだけは嫌。生きて帰りたいです。少しでも長く、映りたいです。
【矢栗仁役・木下隆行(TKO) コメント】
―今回の『デスゲームで待ってる』のオファーを受けていかがでしたか?出演の決め手などあればお願いします。
大好きなカンテレの深夜ドラマに出させていただき、ただただ嬉しかったです。最初はドッキリかとも思いました(笑)。
―ご自身の役どころについてお聞かせください!
お笑い芸人で関西弁をしゃべる役というのが、等身大で演じられました。パワハラシーンはやりすぎでしたが…。
―共演者のみなさんの印象や実際に共演してみた感想などはありますか?
台本上ではみんなと敵対する役でしたが、楽屋では皆さんとてもいい人ばかりで、和気藹々(あいあい)としていました。
―今回の役への意気込みをお願いします!
今の時代には正直そぐわない、攻めた内容となっております。ただめちゃくちゃ面白いです!ぜひご覧ください。
【疋川宏役・田口浩正 コメント】
―今回の『デスゲームで待ってる』のオファーを受けていかがでしたか?出演の決め手などあればお願いします。
放送作家役でのオファーだったので、これまで撮影で関わってきた方々を参考にして役作りができることにおもしろさを感じ、出演させていただくことを決めました。
―ご自身の役どころについてお聞かせください!
典型的なハラスメント上司のような人物です。自分の周りにもたくさんそういう人達がいました(笑)。
―共演者のみなさんの印象や実際に共演してみた感想などはありますか?
久しぶりに主演の日向くんと共演して、頼もしくなったな〜としみじみ感じています。
これからもどんどん成長していくと思いますし、今後も共演できたらうれしいなと思っています。
―今回の役への意気込みをお願いします!
今の時代とは逆行していますが、ひと昔前までは当たり前のようにあったことが描かれている作品です。“こういう人いたな”と観てくださる方に思ってもらえるように疋川という役を演じられたらなと思っています。
【呉剛役・前川泰之 コメント】
―今回の『デスゲームで待ってる』のオファーを受けていかがでしたか?出演の決め手などあればお願いします。
すいぶん前からヨーロッパ企画さんとのお仕事をしたいと思っていたのですが、中々ご縁に恵まれず、この度、参加できる機会を頂けたことが決め手です。
―ご自身の役どころについてお聞かせください!
呉剛(くれたけし)と言うテレビ番組のプロデューサーです。近年のコンプライアンスで言うと全てアウト!という事ばかりしているとことんゲスな男で、「あー楽しい。こう書いているだけで楽しい。」というような、かなり昭和やバブルのノリを引きずっている役です。
―共演者のみなさんの印象や実際に共演してみた感想などはありますか?
メインキャラクターを演じられている皆さんが、この物語における役割を深く考え体現しようとする姿にとても刺激を受けましたし、反面、その二人をいじめまくったので(役としてですよ)、観た方の反応が今から怖いです(笑)。
―今回の役への意気込みをお願いします!
とにかく観てくれる皆さんから嫌われたいですね(笑)。台本に書かれている事以上に、仕草や表情など、隙あらば『腹立つーっ!』って思われる事を盛り込んでいきたいと思います。僕の嫌われ役の集大成になるように頑張ります。ご期待ください!
【松尾悠斗役・森永悠希 コメント】
―今回の『デスゲームで待ってる』のオファーを受けていかがでしたか?出演の決め手などあればお願いします。
スケジュール的に厳しいかもと当初伺っていたのですが、「どうしても森永さんの出演を諦められなくて…!」と、プロデューサーさんが頑張って調整してくださって、出演が叶いました。承る(引き受ける)には充分すぎるお言葉…現場でお返しをできるように頑張らねばと、より身が引き締まる思いでした。
―ご自身の役どころについてお聞かせください!
松尾は放送作家なのですが、テレビ局の大御所放送作家である疋川さんの腰巾着のような人で、のらりくらりとそれなりに上手くテレビ局の中で仕事してきた人です。
―共演者のみなさんの印象や実際に共演してみた感想などはありますか?
初めましての方も、過去ご一緒したことがある方も素敵で、内容的にシリアスな場面も多いのですが、あたたかい気持ちで撮影できております。
―今回の役への意気込みをお願いします!
渦中に巻き込まれる一人として、松尾がどのように翻弄されるのか。しっかり務めさせていただければと思います!
<第1話あらすじ>
小さいころからテレビが好きで、テレビ業界に飛び込んだ戸村(日向亘)。一世を風靡するような番組を作るために放送作家になったが、テレビ局で待ち受けていたのはごますり・パワハラ・時代錯誤のオンパレード。
そんな中でもめげずに企画提案にいそしむ戸村は、ある日の番組会議で「わさびをビルのように高く積んだ寿司を食べる『わさビル』」という企画を持ち込む。しかし、企画は前時代的な番組制作スタッフの手によってどんどん改変されていき、戸村の意図とは離れたデスゲーム同然の悪趣味な企画に様変わり。“わさビル”の名を冠しただけの別物に成り果て、そのまま放送が決定した。わさびの致死量(成人男性で600g程度)を知っていた戸村は事前に事故を防ごうとしたが、挑戦者は収録中に死亡してしまう―。
この死亡事故はネットニュースからSNSまで様々な媒体で拡散され、その矢面に立たされたのは戸村だった。“わさビル”という企画名を出したがために、戸村はプロデューサーにすべての責任を被せられ、業界から干されてしまう。
絶望するあまり、大切なネタ帳を捨てようとする戸村だが、偶然居合わせた女性・秋澤和(梅澤美波)に引き留められる。戸村は自身が“人殺し作家”と呼ばれていると明かすも、秋澤は一切引いた様子を見せない。むしろ「ちょうど番組企画を考えられる人を探していた」と興味津々な様子で、戸村がネタ帳に溜めてきた企画案に耳を傾ける―。