
19世紀フランスの作家であるアレクサンドル・デュマの代表作「三銃士」は、そのスリリングなストーリー性から、ブロードウェイやフランス、オランダなど、世界各国でミュージカル化されてきた。本作は、2004年にチェコで製作された後、2009年に韓国で脚本や楽曲を大幅にリニューアルされ、再演が繰り返されている人気作品。メインテーマとして歌われるのは、ブライアン・アダムスの名曲「All For Love」。本曲は、ブライアン・アダムス、ロッド・スチュワート、スティングの3人が“三銃士”として歌い、世界中で大ヒットした。
2024年には、日本版として坂本昌行主演のミュージカルが上演されたが、この度、キャスト・演出を大胆に変更し、現在欧米でも様々な作品が生まれ注目されている、ラップを武器にした新たなミュージカルとして、ゼロから生まれ変わる『三銃士』をお届けする。
今回主演を務めるのは、2025年に惜しまれながら解散したKAT-TUNのメンバーとして活躍し、俳優としても映像・舞台と数々の作品の主演を務める上田竜也。舞台『ポリティカル・マザー ザ・コレオグラファーズ・カット』(19年)や『Endless SHOCK』(20・21・24年)では身体能力の高さを発揮し、高い評価を得ている。2026年は出演映画「TOKYO BURST -犯罪都市-」公開、舞台『リプリー』主演と出演作品が続き、10月には『ノッキンオン・ロックドドア THE STAGE』でW主演を務めるなど、俳優として精力的に活動している。そんな上田が今回、剣の腕前に優れた三銃士のリーダー格で、過去の恋に揺れる大人な魅力を持つアトスに挑む。
また、新たに演出・潤色を務めるのは菅野こうめい。ミュージカル『世界でいちばん美しい~鎌倉物語~』(22年)、MUSICAL SHOW『日劇前で逢いましょう―昭和みたいな恋をしようー』(23年)、A Musical Show『THE GIFT』Christmas City(25年)といったミュージカル作品から、『プリンス・アイス・ワールド2026-2027』といったショーの演出まで手掛ける菅野が、上田とのタッグで、ラップ・ダンスの要素もふんだんに盛り込みエンタテイメント性を高めた『三銃士』を作り上げる。
演出の菅野、そして音楽監督を務める清水恵介(『ロボット・イン・ザ・ガーデン』『ディア・エヴァン・ハンセン』)のもと、作品に新たな魅力を吹き込むのが、今回ラップクリエイターとして参加するKIN DA SHER ROCK。2001年、19歳にしてB-BOY PARK MCバトルで準優勝した後、MIX TAPE”REVOLUTION”シリーズへの参加やライブ開催、様々なミュージシャンとの楽曲共演など第一線を走りながら、ラップ講師としても活動し、日本のヒップホップシーンを支えています。この度はKIN DA SHER ROCKが原曲をもとにラップ詞を大胆にクリエイトし、新たな魅力を加える。
<上田竜也 コメント>
アトス役の上田竜也です。
ミュージカルでの主演は初めてのことなので、今からワクワクが止まりません。
ラップ、歌、殺陣にダンス、とにかく誰が観ても興奮して楽しめるようなエンターテインメントにしたい!とスタッフと意気込んでおります。
自分が舞台で1番のエンターテインメントと思っている光一くん主演の『SHOCK』を、追いつけ追い越せの精神でしっかり務めさせていただきたいと思います!

【STORY】
17世紀、フランス。国王ルイ13世を守る近衛銃士隊と、実権を握るリシュリュー枢機卿の親衛隊が激しく火花を散らす時代。
銃士を目指しパリへ来た若者ダルタニャンは、無鉄砲さゆえに「三銃士」のアトス、アラミス、ポルトスに決闘を申し込んでしまう。その騒動の最中、彼は美しいコンスタンスと出会い、瞬く間に恋に落ちる。
迎えた決闘の刻、法律違反を名目に4人を逮捕せんとリシュリュー卿の親衛隊長ジュサックが立ちはだかる。共通の敵を前に手を取り合って応戦した彼らは、見事な連携で親衛隊を撃退。祝杯をあげる中でアトスは、ダルタニャンがかつての自らの師の息子であることを知り、2人の間に特別な絆が結ばれていく。
だが、平穏は一瞬にして破られる。国家転覆を狙うリシュリュー卿の陰謀により、国王が失踪。さらに、アトスのかつての恋人である女スパイ・ミレディの手によって、コンスタンスが連れ去られてしまったのだ。
己の信念を懸け、宿敵ミレディとの過去の因縁に揺れながらも、リシュリュー卿の巨大な陰謀へと立ち向かうアトス。その一方で、ダルタニャンは愛するコンスタンスを助け出すために、彼女のもとへ駆けつける。
動乱のパリ。交錯する白刃と、引き裂かれる運命――
果たして彼らは、無事にすべてを取り戻すことができるのだろうか。





