
『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』『光る君へ』『グラスハート』『10DANCE』『九条の大罪』など話題作への出演が続く俳優・町田啓太の活動15周年を記念したアニバーサリーフォトブック「sign」が2026年5月12日に小学館より発売となった。
「大きなことは言わないんですけど、一生残せる大事なものができたなと思います」と自信をのぞかせるフォトブックの製作のきっかけについて「6年目に一度出させてもらい、俺が最後かなと思っていたんですけど、応援してくださる方たちと会った時に、当時のものを古いアルバムのように大事に抱えて持っていらっしゃったり、『また是非出してください』というお声もいただいていたのもあって」とファンへの想いを口にし、「昨年12月に15周年を迎えまして、節目の年でもありますし、今の自分の考えを伝えたいという想いがありました」と語る。
写真だけではなく、書き下ろしのエッセイも織り込まれた大ボリュームとなるフォトブックを手に「3冊セットになっているから重量があるんですけど、色んな重みに捉えられて感慨深いなと思いました。想いもたくさん込めたので、より楽しんでもらえるんじゃないかなと確証を持てました。この写真集を作らせてもらえて感謝しております」と手応えを感じ、感謝を述べた。

東京・ソウル・台北を中心とした3つの地域で、それぞれの地で活躍するフォトグラファー3名によって撮影されたが、お気に入りのカットについて聞かれると、ソウルはピザパーティーのカット、台北は花火のカット、東京は初舞台を踏んだ銀河劇場でのカットをそれぞれ選んでいた。
中でも銀河劇場は「よくここでストレッチしていたなと思いながら。当時は大きくて広くて、こんなところで僕がお芝居できるんだろうか、と思っていたんですけど、今回言ってみたら距離が近い劇場に感じたのが不思議だなと。色々経験したから落ち着いて見えるからだなと思って。(当時は)浮き足立っていたんですけど、15年経って行ってみると、改めて最初の気持ちを忘れずにいたいなと思って、またここからしっかり頑張っていこうと思えました」と思い入れを明かした。

また、東京の表紙は中目黒の歩道橋の上で撮影されたそうで「風船を持っているんですけど、とんでもない強風で、本当に風船で飛ぶんじゃないかってぐらいすごかったです。まさかこんな良い写真が撮れ得てるとは、奇跡です。良い演出を風にしてもらえました」とはにかんだ。
フォトブックに点数をつけるとしたら「100点です」と即答。「それ以上でも以下でもなく、皆さんがたくさん力を貸してくださって、僕も想像していなかったものを作らせてもらいました。一生残せるものだなと思いましたし、絶対皆さんに楽しんでもらえる作品になったなと、自信を持って思っております!」と力強く宣言。

また、これまでの俳優人生を振り返り「一つ一つ、裸足で砂利道を歩いてきた感じ」と表現し、「逆風ばかりだったなと思います。でもそういう方が意外と楽しかったりするんだなと。飛行機も逆風に向かって、浮力をもらって飛んでいきますし、挑戦させてもらって、だんだん飛べるようになったという感じです」と話し、「もっともっと飛んで、色んな景色を見て、色んな感情を感じて、日々の活動に還元していけたら良いなと思える15年でした」と回顧。
この15年で壁にぶつかった出来事は「初舞台で怪我をして、降板になってしまって、初舞台を全て踏めなかった悔しさがすごくありました。それがもとで、ダンサーとしての夢も20歳の時に諦めたりしていたので、もう何も諦めたくないという気持ちがあったり、自分への苛立ちもあり、そういう想いを全部俳優業に注ぎ込んで頑張ろうと決めた時が僕の中で大きかったなと思います」と、当時について語り、「もし今、何かきついことがあったり諦めなきゃしなきゃいけないことがある方がいるんだとしたら、こういうふうになんとかなっているやつもいるんだと届いたら嬉しいです」とメッセージを送る。

今後、20周年、30周年へ向けて挑戦したいことを聞かれると「とにかく元気でいたいですね。先輩たちを見ていると生き生きとされているので、“粋”な感じでいたいなと思います。色んなことをインプットして、アウトプットできるようにしていきたいです」と展望を語った。








