今作は舞台芸術学院の先輩・後輩として出会って以来、半世紀にわたり「いつか共演を」と願い続けてきた日本演劇界の至宝・市村正親と、唯一無二の世界を創り出す劇作家・演出家・俳優の渡辺えりによる、念願の完全書き下ろし新作ミュージカル。舞台は初日を目前に控えた劇場。主演不在、トラブル続出の窮地の中、残された4人の俳優が20役以上を演じ分けなければならないという極限状態。19世紀イギリスの重厚な劇中劇と現代の葛藤が螺旋状に絡み合う、一瞬の隙もない劇的構造に挑む。

今作でミュージカルに初挑戦の影山は「私のキャリアにの中で初めてミュージカルに挑戦させていただきます。舞台が小さい頃から大好きなんですけど、豪華すぎる皆さんと同じステージに立たせていただけること本当に光栄に思います。私の人生の中でも大切な宝物になる、そんな舞台であると感じております」と緊張した面持ちであいさつ、続けて「老若男女の皆様に愛していただけるような作品にできるよう、がむしゃらに皆さんに食らいついていきたいと思いますので、いっぱい教えてください!」と元気に意気込む。
舞台に向けて気合をみせる影山だったが市村の「渡辺えりの稽古は大変」という言葉を聞くと「あらま、どうしましょう…」と可愛く不安をみせつつ「私自身、まだ皆さんとしっかりお話ができていないんですけれども小さい頃から舞台が好きで将来劇作家になるのが夢なんです」と告白。「もの作りって部分も勉強したくてお芝居をしているので、それを真っ正面から戦いに行っているえりさんのそばで見学させていただけることすごく光栄に思いますし、ミュージカルを一線で戦われている皆さんの隣で芝居を学び、そして私も自由に挑戦させていただける。こんな機会はもう2度とないと思います。私らしさを見つける旅を稽古中にできたらいいなとも思いますし、皆さんの明日を作れるような、そんな役者さん、そしてもの作りの作り手になりたいと思う」と熱く語り、「今すごく大きなこと言ってやばいったってなってるんですけど一生懸命、私らしく全力でやりたいと思います」と照れながらやる気を漲らせた。

会見では記者から影山に向けて個性豊かなカンパニーを“サッカー”に例えたらどんなチーム?という質問が飛ぶ。影山は「チーム全員がストライカーだなって思います」と例えて答え、「各々が信頼して全員が点取り屋って自覚を持って戦うためには、若い私たちがレジェンドの皆様を引っ張っていくぞみたいな気概で行かねばならぬと思っているので、そんなチームになれるように私は頑張らないとなと思っていますし絶対にそうなると思います」と見事な回答をみせていた。
この日の会見では本作の代表的な楽曲『秘密の花』をキャスト陣が披露する場面もあった。東京公演は2026年9月9日(水)~24日(木) 東京建物 ぴあ シアターにて上演される。