――芸能界に入るきっかけは?
小さい頃にテレビに出たいなと思ったんです。小学生の時にダンスや歌の地元のスクールに通っていて、今の事務所のオーディションがあると教えてもらって受けました。
――所属がきまった時はどんなお気持ちでしたか?
信じられなかったです。でも、すごく嬉しかったです。
――劇団ハーベストの初期メンバーとして活動されていらっしゃいますが、メンバー同士で演技について話し合ったりしますか?
はい!春休み、夏休み、冬休みに公演があるんですが、その度に皆で話し合っています。脚本も演出も自分達でするという回があったんですが、みんな全く壁をつくらずに話し合いました。一番上は21歳なんですが年齢も関係なく、なんでも言いあえる仲という感じです。みんなとなら失敗しても恐くないなって思います。

――自分を沢山出す事ができる素晴らしい仲間に囲まれているという事ですね!プライベートでも一緒に出かけたりしますか?
ん~あんまりないです。たまに映画を見に行ったりはしていますが、まだプライベートで遊んだ事のないメンバーもいます。以前まで北海道にいたので全然遊べなくて…東京に上京してきてから、ちょっとずつって感じです。
――5周年記念イベントではMCのアシスタントを務めたとか。お芝居とはまた違う難しさがあったのでは?
時間も気にしながら、お客さんの反応も見つつ進行をしなければいけないという責任感があって、自分たちが止まるとこのイベントも全て止まってしまうので、もう一人のMCの宮武とも本番前にも息を合わせたりとかしていました。ファンの方達がすごく温かかったということもあって、緊張したんですけど意外とガチガチにはならずにできました。
――緊張はあまりしないタイプですか?
緊張しますよ!でも最近では、あんまり緊張っていうことを考えないようにしてます。少しずつ良い緊張感をもってできるようになってきました。

――2013年にはBS-TBS「神様のイタズラ」でテレビドラマ初の主役を経験されましたが、その後も色々な役を経験してきて、デビュー当時とは変わったなと思う部分はどんな所ですか?
全てが変わりました!自分自身もそうだし、変わったことがありすぎて…(笑)最初は右も左もわからず、なにがなんだかわからない状態でした。初主演のドラマの撮影では、現場へ行って夜まで撮って、次の日も朝早くまた現場へ行ってという生活でしたし、色んなことが初めてすぎて、撮影期間もあっという間でした。でも、今は前より少し余裕がでてきて、自分の事が少しずつわかってきたかなと思います。
――役作りはいつもどのように行っていますか?
知り合いで、その役に似ている人を探して、その人を意識して観察するとか、周りの人に重ね合わせた役作りをしていますね。
――たしか人間観察がお好きでしたね!
はい、好きです。電車とか乗ってると、自分の前に座ってる人は今何を考えているんだろうとか想像したりしています。
――以前、ホラーにも挑戦されていらっしゃいましたが、初めて経験されていかがでしたか?
本来、人間は反応が瞬発的にでるじゃないですか。ホラーものは、見せ物として見せないといけないから、お客さんが理解するタイミングでビックリしなければならないんですよ。だから、リアルだと結構すぐ「キャー」ってなるかもしれないけど、演技する上ではタイミングとかも違うんです。そういった事を監督に教わりながら、挑戦しました。