――ドラマ『ブラックトリック~裁きを操る弁護人~』は、志田さんにとって5年ぶりの月9出演、そして初の月9ヒロインとなります。出演が決まった心境はいかがでしたか?
- 約5年前に『監察医 朝顔』で月9に出演させていただいて、皆さんのドラマへの愛や情熱みたいなものをすごく感じて、また戻ってきたいと思っていたので、今回叶ってすごく嬉しいです。
――「数ある法廷ものの中でも今までにない新しさを感じる」とコメントでおっしゃっていましたが、具体的にどのような部分に新しさを感じましたか?
- 正義の形が一つではないところが、今までにない新しさかなと思いました。法廷ものというと、一つの答えがあって、そこに向かって物語が進んでいくイメージが自分の中ではありましたが、今回は違う角度から答えを導き出していく作品なのかなと思っています。
――本作で演じる縁は、嘘が嫌いなエリート弁護士です。縁にはどのような印象を持ちましたか?
- とてもまっすぐで、強い正義感を持った女の子ではあるんですけど、まっすぐすぎて、嘘が大嫌いで、危なっかしいところもあるかなと思っています。縁はエリート弁護士ですが、カチッとしすぎず、人間味が溢れて一生懸命な、浦真鷲先生とは真逆でどこか可愛らしいチャーミングな女の子になれば良いなと思って演じています。
――縁のどのような一面を魅力に思いますか?
- セリフにもありますが、縁は「私は人生で一度も嘘をついたことがありません!」としっかり言い切るんですね。そんなまっすぐな人に今まで出会ったこともないですし、役でも演じたことがないので、その素直さが魅力的だなと思っています。
――台本を読んでいる段階でもそのように感じますか?
- あとは、意外とちゃんと顔にでるタイプの女の子なんだなということを演じながら思っています。浦真鷲先生がやることに対して、ちょっとイラッとしたり、振り回されて「あーっ!」ってなったりするところが可愛らしい一面なのかなと思って、魅力的に感じています。
――弁護士役は2度目となりますが、前回とはまた違うアプローチの仕方になりますか?
- 前回の弁護士は、あまり自分の思ったことがはっきりと言えずに、法廷のシーンでも台本を書いてもらって喋る、というちょっと不思議な設定のキャラクターだったので、今回は自分の伝えたい想いもしっかりあり、まっすぐな部分が前回と違うかなと思っています。
――演じる上で意識していることはありますか?
- 今回の作品に出てくるキャラクターが、皆それぞれ個性豊かで、かつグレー寄りの人が多いので、その中で縁は真っ白でいたいなと思っています。嘘偽りのなさ、濁りのなさで目立って、セリフ回しでも正直さをしっかり出していけたらと考えています。

――撮影が始まって間もない段階ではありますが、難しさや苦戦している部分はありますか?(※取材は6月中旬)
- 今は楽しんで撮影しています。浦真鷲先生はあまり動かないというか、一人だけ時間が止まっているかのような不思議な設定で、その周りでわちゃわちゃ動いていないといけないので、今までにないわちゃわちゃ感を出すのがまだ少し慣れていなくて……。セットでの撮影が始まったばかりなので、これからどう演じていこうか、探り探りでやっているところです。
――監督からは役を演じる上でリクエストなどはありましたか?
- シーンの撮影前に「このシーンはこうだからこうした方が良いね」という話はありますが、基本的には任せていただいてお芝居ができているので、自由に演じさせていただいています。
――浦真鷲はダークヒーロー的な立ち位置になりますが、ダークヒーローについてはどのような印象をお持ちですか?
- どちらかといえば、私は出会いたくないタイプの人種なのかなと思います(笑)。でも、物語にダークヒーローが出てくる作品はやっぱり面白い作品が多いので、今回もスピード感があり、スリリングなダークヒーローがかっこよく映るドラマになったら良いなと思っています。
――浦真鷲を演じるGACKTさんとの共演はいかがですか?
- GACKTさんはクールであまり歯を見せて笑わないイメージがあり、何が起きても物怖じしない、シャキッとされた方なのかなと思っていたのですが、お会いしたらとてもお話好きで、チャーミングですごく笑ってくださいますし、色んなお話をしてくださって楽しい方なので、まだ撮影はご一緒して数日ですが、これからが楽しみになりました。
縁と浦真鷲先生の関係性をすごく考えてくださって、色々監督に提案されていたり、色んなアイデアを出されたりしていて、本当にすごいなと日々感じていますし、助けられている部分が多くあります。
――ちなみに、GACKTさんとはどういった話で盛り上がったのでしょうか?
- 昨日は、“最近身の回りに起きた面白い話”をテーマにお話ししていました。最初に私が振られて、「私はあまり無いんですけど…」と答えてしまったのですが、GACKTさんはしっかりオチのあるネタを持っていらっしゃって、楽しませていただきました。
――他の共演者の方とのシーンはいかがですか?
- まだ皆さんとそんなにお会いできていなくて、昨日初めて皆で集まるシーンを撮影しましたが、GACKTさんが中心になって、皆で色んなお話をしました。皆さん個性豊かな役柄なので、良い感じに振り回されたいなと思っています(笑)。GACKTさんは役柄についてアドバイスをしてくださったり、全体が良く見えるように皆に動きをつけてくださったり、案を出してくださったりするので、皆がGACKTさんについて行っている感じです。

