東京ドラマアウォードは、作品の質の高さだけではなく、“市場性”、“商業性”にスポットをあて、“世界に見せたい日本のドラマ”というコンセプトのもと、世界水準で海外に売れる可能性が高い優秀なテレビドラマを表彰する。

昨年12月に放送されたABCテレビ『京都のお引越し』が東京ドラマアウォード2024のローカル・ドラマ賞を受賞し、主演を務めた正門が授賞式に登壇。本作はオール京都ロケ、ドラマ×ドキュメンタリーで綴る普段着の京都とその生活をそっと覗くような物語となっている。

「初めまして。主演を務めさせていただきました、Aぇ! groupの正門良規と申します」と挨拶した正門は「僕自身、本当に大好きな作品でございまして、こういった賞をいただけたことが本当に光栄なことだなと思っています」とコメント。

「オール京都ロケで撮影を行いまして、登場人物とか物語も素敵なのはもちろんなんですけども、何よりキャラクターたちがそうなっているのは、京都の街の温かさであったり、風土であったり、伝統とか、そういう街の魅力が前面に画面に出ている作品だなと思っていますので、本当に世界に羽ばたいてほしい、観ていただきたいドラマになっているので、これを機にどんどんこの作品のファンが増えていけば良いなと思います。改めまして、光栄な賞をありがとうございました」と作品への想いを語った。

受賞作品・受賞者は下記参照。

<東京ドラマアウォード2024 受賞作品・受賞者一覧>
■作品賞<連続ドラマ部門>
グランプリ 『VIVANT』(TBSテレビ)
優秀賞 『舟を編む ~私、辞書つくります~』(日本放送協会)
優秀賞 『燕は戻ってこない』(日本放送協会)
優秀賞 『不適切にもほどがある!』TBSテレビ
優秀賞 『アンメット ある脳外科医の日記』(関西テレビ放送)
■作品賞<単発ドラマ部門>
グランプリ 『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』(日本放送協会)
優秀賞 『未解決事件 File.10 下山事件』(日本放送協会)
優秀賞 『侵入者たちの晩餐』(日本テレビ放送網)
優秀賞 『ブラック・ジャック』(テレビ朝日)
優秀賞 『生きとし生けるもの』(テレビ東京)
優秀賞 『PICU 小児集中治療室 スペシャル 2024』(フジテレビジョン)
■ローカル・ドラマ賞
『京都のお引越し』(朝日放送テレビ)
『琉球歴史ドラマ 阿麻和利 THE LAST HERO』(琉球放送)
■個人賞
主演男優賞 草彅 剛 『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』(日本放送協会)
主演女優賞 石橋静河 『燕は戻ってこない』(日本放送協会)
助演男優賞 若葉竜也 『アンメット ある脳外科医の日記』(関西テレビ放送)
助演女優賞 内田有紀 『燕は戻ってこない』(日本放送協会)
脚本賞 宮藤官九郎 『不適切にもほどがある!』(TBSテレビ)
演出賞 金子文紀 『不適切にもほどがある!』(TBSテレビ)
■主題歌賞
Creepy Nuts『二度寝』(「不適切にもほどがある!」(TBSテレビ)主題歌)
■特別賞
山田太一(脚本家)