――ドラマ『あなたには帰る家がある』では中谷美紀さんと玉木宏さんの娘役として出演。決まった時の気持ちは?
“なんてすごい家庭なんだ”と思いました(笑)。お母さんが中谷さんでお父さんが玉木さんという家庭の中に、娘として加わることができて本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。
――とても贅沢なご両親ですよね。撮影現場の雰囲気はどうですか?
和気あいあいとしています。中谷さんがいろんなスタッフさんに積極的に話しかけていらっしゃって、明るくスムーズに撮影できています。毎日が楽しいです!
――スタンバイ中に中谷さんとお話されることも多いんだとか
いろんなことをお話します。私の学校のこととか、お仕事のこととか。あとは中谷さんがマメ知識を教えて下さったりもします。
――中谷さんと玉木さん、おふたりの印象を教えて下さい
中谷さんはきれいで誰にでも優しくていつも気を遣ってくれて……本当に完璧な女性です。
玉木さんは私たちのことをいつも静かに見守ってくださっているけど、たまにSっ気のある発言をしたり、お茶目なギャップがある方です(笑)。

――桜田さん演じる佐藤麗奈はどんな役どころですか?
お父さんの秀明とお母さんの真弓のいいところをたくさんとったような女の子です。ふたりのことが大好きで明るくて元気で。勉強もスポーツもできて、本当に絵に描いたような理想的な娘です。
――どんな役作りをしましたか?
麗奈は中学1年生の設定なんですが、私はもう高校1年生なんですね。だから監督さんからも「自分が中学1年生だった頃を思い出して」と言われていたので、とにかく元気に。あと(麗奈は)お父さんお母さんの長所を受け継いでいるので、リハーサルの時から中谷さんと玉木さんを観て研究しました。
――具体的にどういう部分を活かしたんでしょう
例えば中谷さん演じる真弓は明るくてサバサバしてるんですけど、その明るさとか、何かにとても集中できるところとか、ポジティブな面を娘の麗奈にも活かすように意識しました。
――麗奈は中学で陸上部に所属していますよね
そうですね。麗奈は中距離の選手なので、フォームの練習が大変でした。陸上の大会のシーンがあったんですけど、速い選手という設定だったので中距離だけど全速力でダッシュしているような感じでした。撮影後は足がプルプルしてしまって、次の日は全身筋肉痛でした(笑)。
――萩原利久さん演じる慎吾に恋心を抱くという場面もありますね
恋心というよりも「お友達になりたい!」という気持ちを強く出してほしいと言われていました。でも麗奈は意外と積極的なんですよ!奥手な女の子じゃなくて肉食系で、“私はちょっとそこまではできないな”って思うところもあります(笑)。
――桜田さん自身は奥手?
そうですね。人見知りなところがあるので、クラス替えをした時も自分からは絶対話しかけられないタイプです(苦笑)。

――慎吾は少し影のあるミステリアスな雰囲気の男の子ですが、桜田さん自身はどんな男性がタイプですが?
うーん、見ていて癒される人がいいです、あと頼りがいのある方。末っ子なので頼れるタイプの方が魅力的です。
――桜田さんからみたドラマの見どころを教えて下さい
内容的には一見ドロドロした感じに思えるんですけど、本当にポップで気軽に見られる作品です。家族のお話なので“これあるある!”と共感できるシーンがたくさんあると思います。ぜひ家族で観てほしいです!