――『仮面ライダーゼッツ』の撮影開始から約1年半が経ち、TVシリーズの方は佳境を迎えています。今の心境はいかがですか?
- 皆さんに最後まで見てほしい気持ちもありつつ、終わってしまうのが悲しい気持ちもあります。スタッフさん含め、皆で一生懸命撮影したので、見届けてほしいです。
――オーディションからスタートし、役を演じてきた中で、撮影当初と比べてご自身で感じる変化はありますか?
- お芝居に対する熱量や考え方もそうですし、現場での在り方やアフレコにも初めて挑戦したので、難しさから楽しさまで分かるようになりました。本当に色々な経験をさせていただいた作品だと思います。
――これまでで印象に残っている思い出はありますか?
- アフレコですね。初めてアフレコをした時は、訳が分からない状態だったので、ずっと難しいなと思いながら演じていましたが、最終回付近や映画のアフレコでは、自分ならこうしようかなとか、アイデアも出せるようになって、楽しく演じることができました。
――アクションにもたくさん挑戦されたかと思います
- ガンアクションは初めてやりましたし、バイクアクションにも挑戦させていただきました。あとは、コンクリートの上でありえないぐらい転がりましたね(笑)。普通に痛かったですけど、色んな現場に行くのが楽しみでした。

――1年以上、同じ役と向き合うことはなかなか無い経験だと思います。今井さんご自身は、莫のどういったところに魅力を感じ、演じていましたか?
- 万津莫という役として1年半以上を過ごして生きてきたので、魅力を感じるというより、莫だったらどういう風にしているんだろう、どんな行動を起こすんだろうと、自分も一緒に考えながら生活してきた感じなんですよね。莫は何があっても相手のことを優先して行動し、自分は二の次というのはかっこいいですよ。人として魅力的です。
――レギュラーキャストの皆さんとも長い時間を一緒に過ごされてきた中で、印象に残っている出来事は?
- やっぱりアフレコですね。アフレコが初めてだった方もいらっしゃったと思いますが、三嶋(健太)さんのアフレコはとんでもないんですよ!あの人がそんな声を出して喋るんだ、みたいな感じで、でもすごく面白くて、皆でアフレコするのって良いなと改めて思いました。特に、『ゼッツあにめ』(「東映特撮ファンクラブ」で配信中のショートアニメ)では5人で一緒に収録していたので、楽しかったです。
――映画『仮面ライダーゼッツ さよならのミッション』が公開中です。TVシリーズと映画で撮影現場の雰囲気は違いましたか?
- 良い意味で映画だと特別意識はせず、TVシリーズと同様に熱い気持ちのまま撮影に臨みましたし、明るいキャストの方がたくさんいらっしゃるので、楽しく撮影できました。また、撮られている側はどういう画になっているのか想像がつきづらいのですが、完成したものを見たら、想像を遥かに超える、迫力のある画になっていて驚きました。
――莫たちの前に立ちはだかる、仮面ライダー夢現(むげん)/玖門宗馬を演じた曽野舜太さんはどのような方でしたか?
- 夢現一人に対して、CODEのエージェントが全員集結して戦うわけなので、相当強い人間を演じなくてはいけない難しい役だなと思いました。でも、曽野さんは見事に演じられていて、しかも撮影現場で色々なお話をして、お互いに変身シーンの撮影の後には「かっこよかったよ」と言い合う、すごく優しくて楽しい方でした。

