――「女囚セブン」というインパクトのある作品名。最初の作品の印象を教えてください。
直感的に、すごくおもしろそうなドラマだなって思いました。タイトルにもインパクトがありますよね。
――事務所の先輩でもある剛力彩芽さんが主演です。
ドラマの撮影前に他でお会いしたんですけど、本当にテレビのままの明るい印象でしたね。(お会いした時は)たくさんの人がいてお話する時間もなかったんですけど、キャラクター的にも親近感があってテレビの印象のままだなっていうのが強かったです。撮影に入ってからも、印象は変わりません。尊敬しています。
――今回久住さんが演じる“小春”の役どころを教えてください。
剛力さん演じる琴音は芸妓なんですけど、私はその後輩の舞妓役です。(琴音が)無実の罪で刑務所に入っている事を知っていて、どうにか無罪を証明しようと自ら動き出すっていう役どころですね。
――舞妓の所作などで苦労した点はありますか?
自分でも動画を探して勉強したりもしたんですけど、現場に元舞妓さんの方がいらっしゃってシーンごとにその都度教えていただいています。(難しかったのは)お酌シーン。舞妓さんは手を見せないんですけど、着物をクロスさせて手をしまうところが大変でした。
――京都弁もかなり印象的でした。
京都弁が一番大変だったかもしれないですね。まず、方言自体を喋るのが初めてで、京都弁って聞いたことあるだけっていう感じだったので。京都の人が聞いて全然違うって思われたらやだなと思っていました。台本と一緒に京都弁のイントネーションの音源をいただいて、家で必死に練習しています。

――現場の雰囲気はいかがですか?
基本的には梶芽衣子さんとご一緒のシーンを撮影していますが、内容がドロドロしててシリアスな割に現場はとても和やかで笑いが絶えないです。
――この現場ならではのエピソードを教えてください。
私舞妓の着物を着てるんですけどそれがめっちゃ重たくて。撮影で着物は着る事が多かったんですが、終わったらすぐ脱げるんですよ。でもドラマの撮影だとその撮影をしている間中ずっとその恰好なのでいつもよりもさらに重たく感じてしまって……。終わった瞬間に「私服に着替えたい!」って思って衣装部屋に急いで行ったら内藤役の高嶋(政伸)さんが入っているのを知らなくて、バーンって開けたらキャーってなりました(笑)。「キャーじゃないよね、アハハハ」って言われちゃいました。