――ここからは伊原さんご自身についてお伺いします。芸能界に入ったきっかけを教えてください
高校生の頃ダンスで色々なテレビに出演していた時に、それを見ていた事務所の方が声をかけてくださって。大変な世界ですけどいつでも来るチャンスではないので、1回出来るところまで頑張ってみたいと思ったのがきっかけです。
――元々この世界に興味はありましたか?
普通の高校生だったので、将来の夢を聞かれて”芸能人”という発想は夢の夢すぎてありませんでした。なので、お話を聞いた時はすごくびっくりしましたが、同時に嬉しかったです。

――大阪から上京されて1年が経つかと思いますが、東京は慣れましたか?
少しずつですけど慣れてきました(笑)。行きたいお店に行けるようになったり、行きつけのお店が出来たりしました。上京する時に想像していたよりは住みやすかったです。
――どんなお店に行かれるんですか?
最近サラダの美味しさに目覚めたので、サラダの専門店に行っています!野菜やドレッシングを自由に選んで、自分だけのサラダを作っています。
――普段の会話で関西弁が出たりしないですか?
敬語だと出ないんですけど、友だちとの会話だと関西弁です。あとは『明治東亰恋伽』の現場では、関西出身の方もいらっしゃったので関西弁で話していました。
――演技の時はスパっと切り替え出来ましたか?
単語だとたまにイントネーションが分からなくなるときがありましたけど、標準語に直すことにそこまで苦労したことはないかもしれないです……。ちなみに、”おぼこい”って分かりますか?
――分からないです……どういう意味なんですか?
「幼い」という意味なんです。私、童顔なんですけど「顔が”おぼこい”じゃないですか」と言ったら「おぼこいって何!?」って驚かれたり。他にも面白いことがあった時に「おもろ!」ってリアクションをしたら「”おもろ”って何?歌舞伎?」と宮崎さんに笑われたりもして(笑)。会話中の関西弁にツッコまれることはありました。
――プライベートで挑戦してみたいことはありますか?
スカイダイビングかバンジージャンプです!空を飛んでみたいんです。死ぬまでに1回は経験したいです。
――最後に、ファンの方々へメッセージをお願いします
今回『明治東亰恋伽』に出演し、キャストやスタッフの皆さんに助けていただきながら芽衣ちゃんとして生きることができました。原作のファンの方々にもドラマや映画でしか見られない『明治東亰恋伽』のまた違った魅力を感じていただけたら嬉しいですし、初めて知った方にも愛してもらえる作品になれば良いなと思います。ぜひ楽しみに見てください!


写真:秋葉 巧、文:藤森 大輔・村松 千晶