――NENEさん、YUMAさんにお話をお伺いします。5月8日発売のシングル『BiBiDi BaBiDi Boo』を初めて楽曲聞いた時の感想は?
NENE―今までCHERRSEEとしてリリースした曲の中では1番可愛い曲で、正直、可愛すぎて私たちに出来るのかという不安も大きかったのですが、皆で制作をする上でどんどんCHERRSEEらしさが加わって自信の持てる作品になりました。
YUMA―5人体制になって初めてのシングルなので、ファンの方がどう感じてもらえるか気になりますが、ダンス練習やレコーディングをする中でCHERRSEEらしさも見つけられて、新しい可愛さも含まれているのでたくさんの方に聞いてほしいなと思いました。
――レコーディング中のエピソードはありますか?
NENE―私の声が作家さんのイメージに合っていたみたいで、こうして、というアドバイスはなかったですが、逆に「もっと弱く歌っていいよ」って言われました。こんなに弱く歌って大丈夫か心配でしたが、完成した曲を聞いて、柔らかさや爽やかさを大事にしていたことがわかりました。
YUMA―「もっと可愛く!」とずっと言われていました(苦笑)。結構苦労しましたね。CHERRSEEに入ってから歌のトレーニングを始めたので、他のメンバーより出来ない部分が多いですが……アドバイスをもらいつつ頑張りました。

――MV撮影の裏話を教えてください
NENE―MV撮影は韓国で行われました。スタッフさんは韓国の方ばかりでしたが、監督が日本語を話せる方だったので、日本語で説明いただいて撮影を進めていくことができました。監督のお陰で一致団結して臨めたと思うのでとても感謝しています。
YUMA―撮影の前日、ダンスレッスンを監督が見に来てくれたのですが、ホワイトデーが近かったのでチョコレートをプレゼントしてくださったんです。嬉しかったですね。
NENE―その時初めてお会いしたのですが、キュンってときめいちゃいました(笑)
――MVでは3パターンの衣装で撮影が行われていましたが、お気に入りの衣装はありましたか?
NENE―私はレースの衣装です!全員タイプが違う衣装というのがこれまでに無くて。それぞれの個性も見え、だけどレースでの統一感もあり、私がガーリーな服が好きということもあってすごく気に入っています!
YUMA―ピンクの衣装が肩を出しているデザインで素敵でした。あとはピンクと赤という組み合わせを今までしたことがなかったですが、今回着てみて可愛いなと感じました。
NENE―『BiBiDi BaBiDi Boo』のダンスバージョンのMVでは、ピンクの衣装で踊っています!統一感があり、色がはっきりしているのでよりダンスのシンクロ性が伝わると思うのでぜひチェックしていただきたいです!

――『BiBiDi BaBiDi Boo』の中で注目してもらいたいダンスは?
NENE―楽曲のポイントでもある「BiBiDi BaBiDi Boo」のところで全員で身体を使ってハートの形を作っている部分に注目してほしいです。私とAIRIがハートの下の部分を作って、YUMAとLENAさんが上の部分で、その真ん中でMIYU ちゃんが「BiBiDi BaBiDi Boo」と魔法を唱えています。ダンスの先生も、試行錯誤して考えていただいた振りですので絶対に見てください!
YUMA―LENAさんのラップのパートで、「赤い糸」という歌詞に合わせてそれぞれが赤い糸を持っているのですが、全員で1本の赤い糸を作るシーンがあります。一瞬なので、注目してもらいたいです。
――5月25日には『CHERRSEE 3周年記念LIVE』が開催されますが、どのような公演にしたいですか?
NENE―3周年というのは1つの区切りでもあります。これまでのCHERRSEEを振り返ると色々なことがありましたが、過去を大事にしつつこれからにも繋がるような、今までのことが全て詰め込まれたライブを出来ればと思います。
YUMA―ファンの方は、CHERRSEEのダンスや曲が好きでイベントを見に来てくださっていると思いますが、普段のライブでは見られない、1人1人の得意なことなどを見せられるようなライブにしたいです。
――ステージに立つ時に心がけていることは?
NENE―なるべく目線を合わせるようにしています。目線を合わせることによってファンの方の表情が分かり、自分が伝えたいことも伝わる気がしています。私自身がショーやライブを見ることが好きで、実際に目線が合うとその時の楽しさや嬉しさが増すと思うので、自分がステージに立つ時も意識しています。
YUMA―CHERRSEEのライブにいつも見に来てくださる方は、同じ曲を何度も見ていると思いますが、1人で歌っているパートのジェスチャーやアレンジを変えることで、同じ曲でもファンの方に楽しんでもらえるのかな、ということを最近思っていて。今までは緊張で自分の考えた通りのことをやるので精一杯でしたが、加入して1年経つので心がけるようにしています。

――3周年記念ライブへの意気込みをお願いします。
NENE―3周年記念ライブでは、今まで私たちが行ったことがない規模を予定していますが、絶対に成功させて次に進みたいです。ファンの方はもちろん、これから出会う方々にも私たちの魅力が伝わってライブが成功出来れば良いなと思います。
YUMA―これからCHERRSEEが前に進むために絶対に成功させたいライブです。CHERRSEEを応援してくださるファンの方々のためにも、CHERRSEEのためにも全力で頑張りますのでぜひ見に来てください!
――ここからはグループや個人についてお伺いします。CHERRSEEの活動で一番楽しかった思い出はありますか?
NENE―『BiBiDi BaBiDi Boo』のMV撮影が終わった日の夜、部屋でパーティーをしたのがすごく楽しかったです!MV撮影に備えてダイエットをしていたのですが、撮影も終わり、お疲れ様という意味を込めて、私がどうしても食べたかったチキンを部屋に頼んで、メンバーにも集まってもらって、何も考えずに皆でチキンを頬張ったのが本当に幸せでした……!お腹も心も満たされて、とても楽しかったです!あとは、その時YUMAが学校の卒業式に出られなかったので、プチ卒業式も開いたりしました。
YUMA―皆から手書きの卒業証書をもらいました。「YUMAのこと大好き学校」って書いてあって(笑)。とても嬉しかったです。
――YUMAさんもこのパーティーが思い出に残っていますか?
YUMA―そうですね。普段CHERRSEEとして活動している時とは違って、頑張った後に皆でわいわいするのがすごく楽しいし、それがあるから頑張ろうと思えます。皆でチキンにチーズをたっぷりかけて食べたのがとても美味しかったですね。本当に楽しい時間でした。
――ドラマやミュージカルといった演技のお仕事にも挑戦されているNENEさん。ダンスや歌と違ったやりがいはありますか?
NENE―元々、ミュージカルは大好きなので、今回ミュージカルを経験出来たことは本当に嬉しかったです。自分ではない人を演じられるからこそ、見え方や考え方、自分が感じたことがないことを体験出来ることが演技の面白さです。CHERRSEEとして表現する時にこの経験が活かせたら良いなと思っています。
――YUMAさんはCHERRSEEに加入されて1年が経ちましたが、どんな1年でしたか?
YUMA―生活が一変しました。ダンスの専門学校に通っていたので、自分の練習の成果を見せるために人前で踊ることはありましたが、CHERRSEEに入って、お客様の為にパフォーマンスをしなければならないということで、ダンスをしている時の考え方も変わりました。自分の好きな動きではなくて、この動きをしたらお客様はどう思うのだろう、と考えるようになりましたね。
――個人的な目標や夢は?
NENE―昔からディズニーが大好きなので、ディズニー関係のお仕事をやってみたいと思っています。あと最近は、声のお仕事もちょっとやってみたいというのがあります。やったことがないので、実際にどれだけ出来るのか、どういう世界なのかは分からないですが……。以前ラジオをやった時に、声を褒めていただいて、高い声を出すのが得意だということがわかったので、それを活かせるようなお仕事が出来たらまた楽しいなと思います。
YUMA―CHERRSEEの踊りはシンクロダンスだけではなく可愛いポイントがたくさんあるので、それをたくさん知ってもらって真似してもらいたいので、CHERRSEEのポイントダンスを教えるワークショップを開いて、来ていただいた方にダンスを教えたいです。
――ファンの方々へのメッセージをお願いします。
NENE―いつも応援ありがとうございます。今まで約3年活動してきた中で色々なことがありましたが、応援してくださる方がいなかったら私たちは今ここにいないので、本当に感謝しています。これから先の未来でたくさん恩返しをしたいなと思っているので、これからも応援していただきたいですし、よかったら周りの方にもCHERRSEEの魅力を伝えていただいてどんどんCHERRSEEの世界を大きく出来たらいいなと思います。一緒に頑張っていきたいと思います。ありがとうございます。
YUMA―いつもありがとうございます。活動する中で、私たちだけでは頑張れないなと思う時に、いつも支えていただいています。ファンの方々が私たちのことを支えてくれる分、私たちももっと頑張って大きくならないといけないと思っているので、これからももっと頑張ります。応援よろしくお願いします!


写真:秋葉 巧、ヘアメイク:石川 茜、文:藤森 大輔・村松 千晶