――デビューのきっかけは?
小学校4年生の時に、西武遊園地に友達と遊びに行ったときにスカウトされました(笑)。名刺を頂いて母に渡したんですけど、母が、「やりたいならやれば?」と言ってくれて。そこで「やってみようかなぁ」と思い、連絡しました。
――芸能界に興味はあったのですか?
幼稚園くらいの頃、おニャン子クラブに憧れていて(笑)。“私も入りたいっ!!”と思った記憶はあるんですけど、小学生になってからはスチュワーデスになりたいと思っていたので、みんなが漠然と持っているような憧れくらいの気持ちだったと思います。
――最初のお仕事のことは憶えていらっしゃいますか??
確かパンフレットのお仕事だったんですが、凄く緊張したのを憶えてます。ポージングするにも、全く分からないので全部言われた通りにしか動けないし、「笑って!」と言われても、なかなか笑えないし(笑)。
――もちろん、学校に行きながらお仕事もされていたわけですよね?大変じゃなかったですか?
学校も仕事も好きだったから、そんなに苦じゃなかったです。学校に行くのが大好きだったんですよ、勉強が好きなわけではないんですけど(笑)。だから、仕事のために学校を休むことも、ほとんどなかったです。

――でも、テスト期間中は辛かったのでは?
基本的に楽観主義なので、テストの時も一夜漬けとかしてました(笑)。周りのコが「どうしよう、全然勉強してないけど、良いよね!」と言っているのを、「そうだよね!」って鵜呑みにしちゃうタイプだったので、あまり辛いほど勉強は・・・(笑)。
――(笑)!お友達もお仕事されているのはもちろん知ってたと思うのですが、お友達の反応はいかがでしたか?
友達がコンビニ行った時に、私が表紙になっている雑誌を前列に置いてくれたりとか(笑)。でも、私の友達は結構さっぱりしている性格のコが多いので、「美保が表紙だったけど、あまり読まない雑誌だったから買わないで立ち読みしちゃった。」って普通に言われたりします。
――仕事の中で“これは大変だなぁ”と感じることは?
カタログや広告は中でも繊細なものなので、神経を使います。洋服がメインなので1mmの皺も見逃せない!という気持ちで、長い間集中力が必要なんですよ。撮影は凄く楽しいんですけど、精神的にはちょっと疲れますね。
――やっていてよかったなぁと感じる瞬間は?
仕事が、大好きなのでプライベートでイヤなことがあっても、それを忘れられる、というかリセットできます。「仕事は楽しいし、まぁいっか!」って(笑)。 それと、いろいろなジャンルの洋服をいち早く見られて、しかも着れるというのは嬉しいですし、自分では普段選ばないような洋服なんかも、着られるので新しい発見があって楽しいです。