――晴れ着撮影会(オスカープロモーション主催)、お疲れさまでした
ありがとうございます。ありがたいことに5回連続で出させていただけて嬉しかったです。
――今年の晴れ着のお気に入りポイントはありますか?
紫がポイントになっているかなって思います。色んな種類の紫があってすごく綺麗で、今までで一番大人っぽい晴れ着だなって思いました。

――2022年はどんな1年になりましたか?
プライベートの面では高校から大学への進学が自分の中では大きかったです。高校は担任の先生がいてクラスがあるじゃないですか。大学でも一応クラスはあるんですけど、履修を組んだり、時間割を自分一人で管理しなきゃいけないってなると自己責任な感じがして、そこが高校と違うところだなと思いました。私の中では、高校までが学生生活って感覚でした。
――学生と言えば制服のイメージがありますからね
そうなんですよね!高校の制服が可愛くてお気に入りだったんです。なので、高校までが私にとってのアオハルで、写真集(ファースト写真集「アオハル。」)も出させていただいて形にできたのがすごく嬉しかったです。
――お仕事の面ではどうでしたか?
やはり『仮面ライダーリバイス』一色でした。ライダーを約1年半駆け抜けてきて、本編を撮って、ファイナルステージがあって、さらに冬映画があってっていう流れだったんですけど、本編が終わってからの方が慌ただしい感じがあります。ファイナルステージに立ちつつ冬映画を撮るっていう割とハードなスケジュールでした。

――映画『仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル』が公開中となっていますが、映画の見どころは?
本編を見てくださった方はご存じの通り、冬映画でバイスが復活しますし、本編で見られなかった5人同時変身などもあります。リバイスとギーツそれぞれのパートもありますし、一緒になって戦っている場面もあるので、すごく楽しんでいただける映画になっていると思います。あとは、龍騎も今回参戦するということで、ライダー好きな方にはたまらない内容になっているんじゃないかなと。
――盛りだくさんの内容ですよね
ここまでガッツリギーツの方々と絡むと思ってなかったんですけど、主に祢音ちゃん(鞍馬祢音/仮面ライダーナーゴ)との絡みが多くてすごく楽しかったですし、(星乃)夢奈ちゃんとは、年齢が1歳しか変わらないんですけど若いなぁと思いました(笑)
――井本さんも十分若いと思います(笑)
夢奈ちゃんから溢れ出る明るさがすごく若々しくて、1歳しか変わらないですけど年の差を感じるな……みたいな。でも本当に夢奈ちゃんが良い子で、笑顔も可愛くて妹みたいな感覚でした(笑)
――約1年半、『仮面ライダーリバイス』で駆け抜けてきた中で印象に残っているのは?
お盆のローカルイベントやファイナルステージ、あとはSUMMER STATIONでお客様の前で歌やトークショーをやらせていただけて、ファンの方の熱い声援が私たちに直に届いて、やっぱりファンの方がいないとここまでやって来られなかったなっていうのを改めて実感しました。

――イベントでの思い出は?
熊本のグリーンランドでローカルイベントのステージに立たせていただいたんですけど、その時に祖父母が見に来てくれたんですよね。舞台に立ってお仕事している姿を祖父母に見てもらうのがその時が初めてだったんですけど、すごく嬉しくて、私が感極まっちゃって舞台上で泣いちゃうっていう……私、本当にリバイスをやっている期間どれだけ涙を流したかってぐらい泣いちゃって。
――それは色んな理由の涙ですかね
そうですね。喜怒哀楽、色んな感情の涙があったんですけど、応援してくださるファンの皆さんに対して「ここまで応援してくれてありがとうっ!」っていう気持ちと、さらに祖父母と会えてすごく嬉しいっていうのが重なり合って涙が出ました。本番前に祖父母が舞台裏にも会いに来てくれて、顔を見た瞬間にまた泣いてしまいました。祖父母のことを思うと、これまで芸能のお仕事を応援してくれて支えてくれて、家族の応援のお陰で今の私があるので、これからもっと立派な姿を見せることができたらなと思いました。
――とてもいい機会だったんですね
祖父母とは4、5年ぶりに会ったんですよね。コロナもあって全然会えてなくて、それこそお仕事をしている姿なんて見せたこともなかったので、それを見てもらえたのが私の中ではすごく印象的な出来事でした。