――デビューのきっかけは?
デビューのきっかけは中学1年生の頃に地元の名古屋でスカウトだったんですけど、名古屋駅に両親と買い物に行ったときに、たまたま今の事務所の人が名古屋にスカウトをしに来ていて、その時に声をかけられました。
――もともと芸能界に興味はあったのですか?
いいえ、興味は無かったです。
――では何がきっかけで芸能界に?
その頃に、それまでやっていた習い事を全て辞めてしまって何もやっていなかったので、何か一生懸命になれるものが欲しいなって思って。当時は部活みたいな気持ちだったのかもしれないですけど「やってみよう」って思いました。
――このお仕事をしていて、良かったと思う事は?
そうですね。色んな人に会う事が出来るので、色んな人の価値観とか考え方とかに触れられることですね。
――今までのお仕事で、忘れられない出来事はありますか?
初めてドラマの撮影をしたのが『花より男子』だったんですけど、すごく緊張したのを覚えています。その時の撮影風景は、お仕事を初めて2、3年経った今でも思い出すだけで緊張する位忘れられないです。

――映画『GANTZ:PERFECT ANSWER』にご出演が決まった時の感想は?
アクションシーンがあるっていうのは聞いていたのですごく嬉しかったんですけど、すごく心配になりました。
――元々体を動かしたりするのは得意な方ですか?
得意がどうかは解らないんですけど、嫌いじゃないです。
――アクションシーンは大変でしたか?
大変でしたね。すごく精神的にも「どうしよう、どうしよう」みたいな感じでしたし、2カ月間スタジオでの練習があったので、GANTZメンバーの人たちと一緒にミッションの練習をしました。
――ケガなどはなかったですか?
木刀ではじめは練習していたんですけど、その木刀がおでこに当たってタンコブができちゃったので、冷えピタを貼りながら練習をしましたね(笑)。
――水沢さんの役柄として注目してもらいたいポイントは?
人間のようで人間じゃないすごく冷酷な表情をしてどんどん殺していくので、電車のシーンは一番の見どころでもあるし、そこで行っているアクションも一番自分で頑張ったところです。
――原作の漫画は読まれましたか?また、普段から漫画は読みますか?
少し読みました。普段から漫画はあまり読まないですね。本の方が多いです。
――二宮和也さんや松山ケンイチさんなど、最前線で活躍されている方との共演だったと思いますが、実際に共演されてみていかがでしたか?
アクション練習の時に私が下手だったので一人で居残り練習をしていたら、松山さん達と練習の時間が被りまして。練習をビデオで撮って自分で形を確認するんですけど、二宮さんと松山さんも一緒にビデオを見て「上手じゃん」って言ってくださって。二宮さんも松山さんもアクションが本当に上手なので、申し訳ない気分になりました(笑)。
――撮影現場の雰囲気はいかがでしたか。
映画だけど、前篇・後篇と長いので、私が撮影に入った時は2カ月の撮影期間の後半部分だったんです。他の方々はアクション練習から長い期間一緒に居るっていう事もあって、GANTZ部屋も狭いですし(笑)、皆本当に仲が良くて家族みたいな感じでしたね。
――注目してほしい場面は?
そうですね…。黒服星人達が、電車の中に乗り込んで繰り広げるシーンです。