――スーパーミュージカル『聖闘士星矢』お疲れ様でした。実際に演じられていかがでしたか?
すごくやりがいを感じています。現場の熱がすごいので、自分は星矢として誰にも負けないように熱意をもって演じました。とてもチームワークも良かったです。
――原作は読みましたか?
はい。出演が決まる前から知っていましたし、読んでいました。
――それでは、出演が決まった時の心境は?
「おお、マジか。」って感じでした(笑)。「ペガサスファンタジーか!どうやるんやろう。」って思いましたね。

――ではここからは、鎌苅さんご本人についてお伺いします。芸能界を志したきっかけは?
小さい頃からちょっと憧れはあったんですけど、実際に履歴書を送るって近所のお姉ちゃんとかに言われた時は「いい。」って断っていて。高校に入って、これからどうしようかなって考えていた時に、事故で入院してしまったんですね。その入院中に「芸能界興味ない?」って声をかけられて、折角だからやってみようかなって思ったのがきっかけですね。
――舞台やドラマ、バラエティー番組に音楽活動など幅広い分野でご活躍ですが、今までのお仕事で特に印象に残っているものは?
一番ですか…。一番って難しいですけど、やっぱりミュージカル『テニスの王子様』で沢山の人に知ってもらえたっていうのはすごく大きかったですね。僕、自分ですごく思うのは、節々で出会いとかに恵まれているなって。その後、芝居勉強せなあかん時に『エア・ギア』で茅野さんと出会ってとか、バラエティとかでもそうですけど。『テニスの王子様』はやっぱり大きいですね。あと、『ザ・ベストハウス123』に初めて出た時は、ビビリ倒しましたね(笑)。緊張し倒しました。今では楽し~く収録させてもらっていますけど。
――握手会やハイタッチ会などありますが、印象に残ったファンの方とのエピソードは?
僕、自分のファンクラブで、毎年さくらんぼ狩りバスツアーっていうのをやっているんですけど、それは「こんなんでええのか?!」っていう位自由にやらせてもらっています。バス3台で行くんですけど、朝8時に東京駅に集合して、バスに乗り込んで僕がわーっと喋って、ファンの子の質問に答えたり、その場でしか言えない役者仲間の裏話を話したりですね(笑)。
――かなりアットホームなイベントだな。という印象があったんですけど、企画の段階から携わっていらっしゃるんですか?
そうですね。できるだけ来やすいイベントにしようっていうのがあって、あんまり高いと来れなくなってしまうし。出来るだけリーズナブルで盛りだくさんな内容にしようと思っています。ファンクラブ会員の皆さんは、一番僕の事を愛してくれている方たちなので(笑)、出来るだけ距離感を無くして人と人として接するようにしています。

――8/10リリースのココア男。『ハリキリ女神』について伺います。ココア男。のボーカルとしてバンド活動もされていますが、ボーカル以外にやってみたいパートはありますか?
上手くなってみたいのは、ドラム。ボーカル以外だったらドラムやりたいって言うかも知れないです。ギターもカッコいいんですけど、ギターって普段から弾いている人よく見るじゃないですか。ドラムを生で叩いている姿って、スタジオとかライブじゃないとなかなか見られなくって、「ちょっとスティック貸して」って言って上手く叩けたらカッコいいじゃないですか。男やから更にドラムはカッコいいと思うし、出来るようになりたいなって。きっと練習はしないと思いますけど(笑)。
――メンバーの皆さんとはプライベートでも遊んだりしますか?
しますします。遊んだり、家に泊まりに来たり行ったり。めっちゃ仲いいんですよね。こんな仲良いグループ、なかなかいないと思います(笑)。
――PVでも仲の良さが伺えます。
僕らのウリは仲の良さとアホさですから。
――CD-EXTRAには振付映像も入っているんですね。
そうですね。振付も、実際にあの場で振りつけたものが多くて、「どうしよう、どうしよう。こんなんでええんかな?」って。
――鎌苅さんが振付されたんですか?
6~7割僕が考えました。あとは皆で出し合ってですね。監督に、踊りたいなぁとは言っていたんですけど、ガッツリ踊りそうな雰囲気になって、「ヤバイ。早いとこ振付よう。」みたいな感じで考えました。
――ライブなどではファンの方も一緒に踊れますね。
そうですね。是非踊って下さい。
――歌っていて、特にお気に入りのフレーズはありますか?
「自信はそう誰だってゼロからスタートさ」っていう部分が共感できて僕は好きですね。今回の曲は女の子への応援ソングなので、色んな事試して、挑戦して、恋して、キレイになって欲しいっていうのもありますし、他の事にも言える事なので、良い歌詞だなって思います。
――レコーディングやPV撮影の際の面白エピソードを教えてください。
本当は、落ちサビが普通だったんですけど、落ちサビ終わりに僕が「好きになってまうやろー」って叫んでる所がありまして。そこは実際にレコーディング中にこうしたいって言ってそうなった所なので、カラオケで叫んでもらいたいなって思います。あとはラップが今回もめっちゃ良くて、ラップと最後の僕の歌が絡み合う所がすごく好きですね。