――『交換ウソ日記』というタイトルにちなみ、今までに齊藤さんご自身がついてしまったウソは?
私は本当にウソをつかない人で、自分に正直に生きてるタイプなんですけど、一回すごいウソをついてしまったことがあって……。15歳とか16歳ぐらいの時に、お母さんに内緒で一人で名古屋に行ったっていう破天荒なことをしたことがあるんですけど、私はただひつまぶしが食べたかったんですよ!でもお母さんに内緒で行って食べて帰ってきて、何事もなかったように過ごしました。
――そのウソはバレなかったんですか?
バレました。というか、2年後ぐらいに自分で言いました(笑)。「ごめん、あの時行ってたんだ」って。でも何も言われませんでした。ひつまぶし食べただけなので(笑)
――齊藤さんはウソをつくのが上手なタイプだと思いますか?
人狼ゲームとかは得意なので、ウソをつくのはすごい得意だと思います。でもウソつくのが好きじゃないし、ウソつかれるのも好きじゃないので、あんまりウソつかないように生きてます。
――ウソを見破るのは得意ですか?
得意です!仕草とかでこの人違うなって結構分かっちゃうので鋭いねって言われることが多いです。
――交換日記はやったことありますか?
小学6年か中学1年か中学2年くらいの時にしてましたね。友だちとしてましたし、憧れの女の子がいて、その子の靴箱に入れました。

――映画に臨むにあたって作品に込めた想いは?
グループを卒業してから大丈夫かなって心配な気持ちがすごく大きかったので、今回こうして優子ちゃん役として出演出来たことがとにかく嬉しかったですし、自分自身でもすごいこの作品が支えになったというか、一生懸命演じていて、皆に卒業した後の姿を見ていただけたら良いなって思ったので、自分の中でもすごく気持ちを込めてやらせていただきました。
――どういったところで支えになったんでしょうか?
同年代のキャストの方が多くて色々相談とか悩みとかも聞いてもらえたり、皆で作り上げていくっていう感覚がすごく大きかったです。あとは、現場のスタッフさんも優しくて、色々話を聞いてくださってすごい支えになりましたし、この作品を発表した時とかもファンの方もすごく喜んでくださって、「お仕事がちゃんとあってよかった」ってたくさん言ってくださったので、ファンの方への恩返しじゃないですけど、卒業した後の恩返しにもなれたんじゃないかなって思います。
――映画の見どころを教えてください
原作の魅力が引き継がれていますし、とにかくキュンキュンするところが多くて、もう心臓が持たないんじゃないかっていう……!私はそういうキュンキュンする映画が大好きなので、一つ一つの瀬戸山くんと希美ちゃんの掛け合いとかもすごくキュンキュンしますし、他の出演者の方のセリフとか仕草とか、一つ一つがすごい凝っている感じになっています。私的にこういう王道の学園ラブストーリーって久しぶりだなと思っていて、なので皆さんには学生の頃の気持ちに戻ってもらえるんじゃないかなと思いますし、今はSNSが発達してLINEとか電話とかも出来ると思うんですけど、交換日記っていうところがちょっと昔の人にも刺さるし、現代の子たちにも、皆に刺さる作品なんじゃないかなって思います。

――ここからは齊藤さんご自身についても少し伺います。『交換ウソ日記』はグループ卒業後一作目となりましたが、一人での活動はいかがですか?
慣れてきたのか分からないですけど、成長しなきゃいけないなって部分もありながら、いつも横を見るとメンバーがいた環境だったのでちょっと寂しい気持ちもまだまだあります。でも、結構連絡を取り合っていて、何かが決まった時は「おめでとう」って連絡が来たり、「可愛かったよ」って連絡をしてくれるので、寂しさも緩和されて、こうやって見ててくれるから頑張ろうって気持ちになります。私も皆の活躍をちゃんと追って見てます。
――お仕事への向き合い方は変わりましたか?
どうだろう……でも昔から変わっていなくて、何でも一生懸命全力でやることとか、もっともっと自分の中で責任感を強く持って一つ一つのお仕事に向き合わなきゃいけないなっていうのはありますし、休まない!絶対に休まないっていうのをイコラブの時から徹底してやってます。
――休まないために体調面のケアとか気をつけていることはありますか?
もう精神力です!何があっても休まないっていうのをずっと昔から徹底してます。
――『交換ウソ日記』の公開の前日が20歳の誕生日ですが、20歳になってからやりたいことは?
お酒を飲むことです!「20歳になったら一緒にお酒飲もうね」って約束してる人がいっぱいいるので、皆とお酒を飲んでみたいです。あとは顔がどんどん大人っぽくなってるねって言われることが多いので、色んな役にも挑戦してみたいです。
――今後、挑戦してみたいお仕事は?
色々やりたいんですけど、やっぱり学生役はやりたいです。ヒロインの役をやってみたいですし、ライバル顔でもあるのでヒロインのライバル役もやってみたいです。あとは朝の顔みたいなのもすごく素敵だなと思いますし、声優のお仕事とか、子どもと戯れるのが好きなので何か出来たらとか、あとは動物も好きなので動物に関わるお仕事もしたいです。色んな夢があります!
――一つでも多く夢が叶うといいですね。最後にファンの方々へメッセージをお願いします
アイドルを卒業して初めての映画のお仕事ということですごく緊張していたんですけど、アイドルの時から少し成長した私を見ていただけるんじゃないかなと思いますし、これからもどんどん活躍出来たらいいなと思っているので、ぜひ『交換ウソ日記』をたくさん見に行って、たくさん感想を呟いてほしいなと思います!


カメラマン:泉健也