――本作に出演が決まった率直な感想を教えてください
アニメは元々見るのがすごく好きだったので、実際に自分がアニメーションの声優をさせていただけるのはとても嬉しかったです。ただ、自分の声にあまり自信がないので、私がやって大丈夫かな……と不安はありました。嬉しい反面、畏れ多かったです。
――脚本を読んだ感想はいかがでしたか?
たくさんキャラクターが出てきますし、それぞれの個性の強さは素敵だなと思いました。アクションシーンも多いですし、想像が膨らんで、どういう作品になるんだろうという期待感が大きかったです。
――『夜露死駆★少女』には色んな少女が出てきますが、その中でステラはどんなキャラクターと捉えていましたか?
脚本を読ませていただいた時から、自分の居場所とか、自分って何だろう?といった気持ちを内に秘めている女の子なのかなという印象がありました。共感できるポイントもあったので、役に入りやすく、演じやすかったなと思います。
――ステラのどのようなところに共感していましたか?
周りに馴染めなかったり、人との距離感に悩んだりするところは、分かるなと思いながら演じていました。
――監督からは作品の世界観やキャラクターについて説明はありましたか?
最初に脚本を読み、作品の設定も文字だけでは分かりにくい点やどういうことなんだろうと思う部分が多少あったので、そこを説明していただきました。あとは、監督もおっしゃっていましたが、ステラはエネルギーを外に出すというより、内にちゃんと貯めているので、そこは演じる上でも意識していました。


 

――アニメーション映画のアフレコに挑戦してみて、いかがでしたか?
アニメが好きでよく見ているので、自分がその世界に入り込めた体験はすごく貴重で嬉しかったです。
――声でのお芝居は、普段のお芝居とどのような違いを感じていましたか?
普段は声だけではなく、目線や動き、ビジュアルなど役に寄せられる部分が多いので、今回は何をしたら良いのか分からず、難しかったです。ですが、監督とお話を重ねながら、「ここはもうちょっとこうした方が力強く聞こえる」など、アドバイスをいただきながら頑張りました。台本の作り方や読み方も普段と違うので、難しいなと思いました。
――声で表現するのに苦戦したシーンはありましたか?
ステラは内に秘めている子なんですけど、終盤にエネルギーが必要なシーンがあり、私は声質が細めで、「もうちょっと語尾を長くすると力強く聞こえるよ」など、色々と教えてもらいながら演じていました。


 

――アフレコの環境はいかがでしたか?
普段と全く環境が違うので緊張しましたし、慣れていないこともあって、普段の倍、疲れました(苦笑)。
――共演の声優さんと、何名かで一緒にアフレコされたんですよね?
そうなんです。声優さんの中で一緒にやるのは、マジか……と思ってすごく緊張しました。休憩時間には軽食を食べながら世間話もしましたが、私が緊張しすぎて、多分皆さんが和やかにしようと思って話してくださっていたと思います。それがすごくありがたかったです。
――周りの方の参考になった部分はありましたか?
基礎中の基礎みたいな答えで恥ずかしいのですが、声だけで表現するって本当に難しいなと感じました。息づかいとか、些細なところでも声だけで表現しなきゃいけないのは技術がいることじゃないですか。全てがすごかったですし、簡単に吸収できるようなレベルではなかったです(苦笑)。
――アフレコで印象的な出来事はありましたか?
アフレコでは、モニターに赤いランプがついて、その間に自分が喋る、といった感じですが、その枠内にセリフを言い切るのが結構難しかったです。意識してやらなければいけないことがたくさんある印象でした。