――学校という狭い社会の中で響子は女王として君臨してその立ち位置(キャラ)を必死に守っているわけですが、現役高校生の古泉さんは学校でどういうキャラまたはポジションですか?
う~ん、あんまり女の子じゃないです。女の子ってやっぱり髪の毛とか化粧とか気にするじゃないですか?私はまったくなので、全然女子力がないんです(笑)。でも一応学級委員をやってるのでクラスをまとめたりしてます。
――ご自分で学級委員に立候補したんですか?
先生に『古泉やって』って言われて・・・。
――それって結構優等生なんじゃないですか?
学校では(笑)!
――じゃあ学校では優等生キャラ・・・(笑)?
いや、全然優等生じゃないです!勉強は頑張ろうと思っていますけど、休み時間はもう・・・暴れてます(笑)。

――けじめがついてて良いと思いますよ(笑)。
そうだといいんですけど・・・来年受験なんで追い込まれてます。
――得意科目は何ですか?
英語です!今年の8月に一ヶ月カナダに留学していて、英語はすごい好きです。
――学校生活も充実されているんですね!お仕事との両立は大変じゃないですか?
大変です、眠いです(笑)。睡眠時間がやっぱり足りないですね。でも勉強するのは学生時代だけだからと思っていて、今の時期だけだから集中して頑張ろうと思ってます。
――部活もやられてるんですか?
部活はやってないです。中3からお仕事を始めたんですけど、それまでは演劇部に入っていたりバスケ部にちょっとだけ助っ人として入っていたり、それくらいです。
――それでは映画『太陽の坐る場所』のみどころを教えてください!
私が演じる高校生時代は、女子たちが色々と胸に抱えるているものがあって、それがすごく残酷なんです。でもそれがとてもリアルな学生時代の思い出という感じで。そういう辛い思い出って誰でもひとつはあるじゃないですか。だからこの映画を見て大人の方は「あぁ、こういうことあったな~」って思い出してもらったり、学生の方には「あるある!」って共感してもらえたら嬉しいです。