――今回「Gold&Roses」さんとのコラボレーションに至った経緯を教えてください
元々Gold&Rosesはスペインのブランドなんですけど、私の父方のおじいちゃんがスペインの方なんですね。で、それを知り合いの方にお話したらその方がちょうどスペインの大使館の方と仲が良くて、その繋がりでGold&Rosesさんと出会いがあり、もしよかったらうちでアンジェリカのラインだしませんか?と言われて。私元々ジュエリーがすっごい大好きで、もっとこういうジュエリーがあったらいいなって昔から思っていたから、ぜひやりたいって言いました。元々Gold&Roses自体もすごく好きなので、なんかここのブランドと一緒に出来たらすごいいいものができそうだなっていうのがあって。
――元々ジュエリーデザインには興味があったんですか?
めちゃくちゃあった!好きすぎて家の衣裳部屋のアクセサリーケースがすごい事になってるくらい。うちのお母さんがすごいジュエラーで、インスピレーションでこれがいいと思ったものは絶対買いなさいって言うんですね。そのせいもあって三姉妹共すごいジュエリーが大好きなんですよ。それで自分でも徐々に集めていたんだけど、もっとこういうのが欲しいなとはずっと思ってました。
――ご姉妹の話が出ましたが カレンさん、ジェシカさんにもお披露目したんですか?
しました!すっごいほしいほしいって言ってくれて嬉しいです。今回ピンクの石を使っているんですけど、特にジェシカはピンクの石が大好きなんで、すごい欲しがってましたよ。
――今回のジュエリーはピンクの石を使った、女性らしい肌馴染みのいいものという印象を受けました
ピンクの石をどうしても、使いたいというのがあって。ローズクォーツとかもそうだけどピンクの石ってさ、恋愛運も上がるし、こう女子力がアップするじゃないですか。だけどどうしてもピンク色のジュエリーって子どもっぽくなりがちだから、そこでどういう風に大人っぽくするかっていうのを結構考えましたね。石の形を最初は涙型にしようかなと思ったんだけど、涙型だと少し子どもっぽくなるのかなと思って、今回あえてスクエア型にしているんです。あれがたぶんこだわりっていうか大人っぽく見えるところなんじゃないかなって思う。あの四角の感じがいいんじゃないかなって。

――デザインを考えている時に苦戦した、苦労したところはどこでしょう?
デザインは意外とポンポンポンポン出ちゃったの。でもなんかやっぱりGold&Rosesのもともとある雰囲気っていうのは崩したくなかった。そこはそのスタイルを崩さず、でも私のやりたいことも入れましたね。ただ、自分でやってるとたくさんダイヤとか使いがちになっちゃって、でもそうすると値段がすごいことになっちゃうから、そういうところも考えつつ、じゃあもうちょっと形をこうしたら別にダイヤが無くても揺れるから素敵に見えるんじゃないっていうアイデアを出し合って、っていう感じです。
――それでは、アンジェリカさんご自身がジュエリーを付けるときに気をつけていることを教えてください
付け過ぎないことかな。だから今の衣装だったら首は付けてないじゃない?全部付ければいいってものじゃないと思うし。もし耳におおぶりなもの付けてるんだったら首元はすっきりしてるほうがいいし。あとは洋服によって、シンプルな空いてるものだったら流れるような谷間にツーっと添えるようなネックレスにしたりとか、やっぱり服とのバランスはすごく大事だと思う。そのときもしヒールをはいてるならおおぶりなものでもいいと思うけどね。ペタンコな靴だったらおおぶりなのは少し変じゃない?だからそういうときは小さめなものをつけてすっきりさせたりとか。そういうのは考えてますね。トータルのバランス。