――デビューのきっかけを教えてください
きっかけはジュノン・スーパーボーイ・コンテストです。
――13,520人中のグランプリ。その時の気持ちは?
“絶対芸能で成功する!”という気持ちで沖縄から出てきたのですごく嬉しかったです。中学3年生で親元を離れて上京したので、応援してくれていた家族にも恩返し出来たかなっていう達成感はありましたね。
――もともと芸能の仕事に興味があったんですね
全く最初は(興味が)なかったんですけど、東京にいるおばさんから「芸能やってみなよ、東京に来た時にサポートするから」と言われて、そこから興味を持つようになりました。それでドラマを見だして、自分も芸能をやりたいなって思うようになって。
――ちなみにその当時の憧れの俳優さんは?
三浦翔平さん! 当時、“イケメンパラダイス”も見ていたので憧れの存在でした。
――小さい頃はどんな子供でしたか?
とにかくやんちゃで先生に目を付けられるタイプでした(笑)。野球をやっていたので、雨の日も風の日もグランドに行って、友達と遊んで洋服を汚したりとか。怒られることをばっかりしていました。
――デビューして沖縄の家族や友達の反応はいかがでしたか?
沖縄の人が活躍したっていうと、広まるスピードも早いですし、みんなで応援しようとする地元の熱も強かったです。ジュノンでグランプリを獲った時は、電話やラインがすごかったですね。
――西銘さんの代名詞といえば「仮面ライダーゴースト」。主演が決まった時はどうでしたか?
こんなにすぐでいいのかなと思いました。素人からグランプリを獲って、すぐライダーっていう流れが自分の中で整理できなくて、一番にお芝居が出来るのかなっていう不安やプレッシャーがありました。
――演技経験がない中での主役抜擢。意識したことは?
いろんなキャストのお芝居をみて勉強しないと、とは思っていました。経験がある人たちが集まる中で自分が主役だったので、ムードを崩してはいけないとも。最初はみんなを引っ張るんではなくて、引っ張ってもらいながら、感謝しながらやっていました。

――ちなみに現在が事務所の後輩である飯島寛騎さんが「仮面ライダー エグゼイド」を演じていらっしゃいますが、先輩として何かアドバイスは……
僕もまだまだなのでお芝居のことで言える事はないんですけど、一緒に焼肉に行って共感する部分をしゃべったりはしました。「あ~、今その時期か!」みたいな。特に冬場は仮面ライダーのドラマをやりつつ、映画の撮影もあったり、段々大変になってくるよっていう経験談は結構しましたね。
――飯島さんもインタビュー(※16年12月公開)内で、西銘さんと焼肉に言ったエピソードをあげていました
本当ですか! ふたりとも焼肉が大好きで、結構行ってます(笑)。
――おふたりで他にどんなことを話すんですが?
キャストのことが多いですね。“エグゼイド”のキャストはどういう雰囲気なのか、とか。「この人はこういう役だけど、実際は明るくて……」っていうのを聞いて、エグゼイドのキャストのことを知っておくと、映画の撮影の時に話をするきっかけになったりするんですよ。