――デビューのきっかけを教えてください
2014年に雑誌『smart』とソニーミュージックが合同で開催したオーディションに応募しました。そこで準グランプリをいただいたのが、芸能界入りのきっかけに。『smart』でモデルをやる事からスタートしました。
――もともとこの業界に興味はありましたか?
いや、全くなかったですね。周りのみんなが就職活動している中で、自分だけ取り残されているみたいに感じて追い詰められちゃって。そこから自分にしかできない事に挑戦してみたという気持ちが芽生えたのが興味を持つきっかけになりました。

――小さい頃はどんな子供でしたか?
小さい頃は結構シャイな子でした。朝青龍さんの息子みたいって言われるくらいぷっくりしていましたね。
――小中高とバレーボールに熱中していたとか
両親がバレーボールに関わっていたのが大きかったです。母親は小学校から父親は監督をやっていたので、自分も半強制的に見学に連れて行かれ、小学三年生からずっとバレーボールやっていました。
――バレーボール漬けの日々ですね
芸能とは無縁の生活を18年間送っていました(笑)。
ただ、バレーボールを続けていたことで全国大会にも出場することができました。
――周りからはどんな性格だと言われますか?
結構いじられキャラで……、自分からも悪ふざけして冗談を言ったりする性格なので、ムードメーカー的存在と言われていました。
――ではデビューしてからの周囲の反応はいかがでしたか?
友達からは、大丈夫なの?とか心配する声が多かったですね。ただ、唯一応援してくれたのが両親で。一番反対するかなと思っていたんですけど、意外と一番応援してくれる存在になりました。
――オーディションを受けること、両親には伝えていた?
言ってないですね。芸能界に入ってから数カ月は伝えてなかったです。
――自分なりのタイミングがあったんでしょうか
舞台に初めて主演が決まった時に打ち明けました。清水翔太さんの名曲「HOME」が原案となった舞台『HOME ~魔女とブリキの勇者たち~』で「実はこういうことやってるんだ、今度主演やるから観に来てほしい」と伝えました。そこでちょっと認めてもらえた感じはしました。いいんじゃない?って。

――日本テレビ『PON!』のお天気お兄さんとして、毎週水曜日レギュラーで出演中。オーディションの結果はいつ聞いたんでしょう
事務所の個室に呼ばれました。なにも思い当るところがなかったので「怒られるのかな!?」って(笑)。それからマネージャーさんが入ってきて黙って僕の方見て「PON決まりました」って言うので、驚いてしばらく放心状態でしたね。我に返った時思わずその場で踊っちゃいました(笑)。
――現場の雰囲気はいかがですか?
現場はイメージ通りといいますか。番組見ていても分かると思うんですけど、ポップな感じでMCの岡田(圭右)さんをはじめ、水曜レギュラーの小嶋(陽菜)さん、ヒャダインさん、永野さん、皆さん優しいの一点で、スタッフさんもずっと出演者の皆さんの話している姿を見て笑っているような、和気あいあいとした温かい現場です。
――GWや夏休みにはたくさんのファンの方が見に来て下さったとか。ファンの方々がいる中での収録はどうでしたか?
想像していたより名前を呼んでもらえたりして「あっ、嬉しい…!」っていう(笑)。劇団に入っているので、その劇団のファンの子達はもちろん、外の現場で初めて見てくれた方にも名前を呼んでもらえたのは新しい感覚で、素直に嬉しい~!って思いました。