――ここからは小原さんご自身についてお伺いします。2015年のジュノン・スーパーボーイ・コンテストをきっかけに芸能界に入られたそうですが、ご自身で応募されたのですか?
母が勝手に応募していました。これを言うと「本当にそんなことあるんですか?」ってよく言われるんですけど(笑)。僕が知らない間に応募していて、しかも母以外誰も知らなかったっていう……。
――秘密にされていたんですね
父にも言っていなかったようです。でも当時中学1年でサッカーをずっとやっていたので、芸能の雑誌を見ることがなくて「JUNON」という名前すら聞いたことなかったんですよね。それからコンテストのことを調べてみたら、芸能界を目指す方が受けるものだと知って……母はなぜ応募したのかすごく不思議でしたし、状況が呑み込めなかったです。でも人生経験として挑戦してみようと思って、二次、三次とどんどん進んでいって……まさかファイナルの舞台に立てるなんて夢にも思っていませんでした。
――コンテストではどんなことをやられたんですか?
サッカーはやっていましたがリフティングがすごく上手いわけでもなく、特技もなかったので披露出来るものがなくて……。何をやろうか悩みましたが、親戚に「安来節」をやっている方がいたので1ヶ月教わって、どじょう掬いと銭太鼓をやりました。
――反応はいかがでした?
すごく可愛かったというのは聞きましたけど、僕自身は何も覚えていないですね。ステージに立ったら頭が真っ白になって、無我夢中でした(笑)

――2017年の俳優デビューから約3年が経ちますが、当時と比べてここが変わったなと思う部分はありますか?
芝居の考え方が少し変わりました。最初はとにかくセリフを覚えて言うことに一生懸命でしたが、今は覚えるのも早くなりましたし、自分の中にセリフを入れ込んで、考えてから言ったり、他の人に相談することも出来るようになったので、当時から比べると演技の幅が広がって、少しは成長出来ていると思います。
あとは、人と話せるようになりました。当時は大人の人と話すのが苦手で、何を話していいか分からなかったですし何を聞いたらいいかも分からなかったので……今色々な取材を受ける中で普通に話せているのが不思議なくらいですね。そこは変わった部分だと思います。特にこの一年は舞台に立って人前で話す機会がたくさんあったので、かなり鍛えられたと思います。これも成長した部分ですね。
――そして3月に自身初のスクールカレンダーが発売されますが、撮影はいかがでしたか?
初めて僕自身が出すものだったのですごく緊張しましたが、気合を入れてやりました!普段は着ないような衣装や髪形、小道具を持ったりして本当に楽しかったです。シチュエーションごとに衣装や髪形が変わるとテンションが上がりました。楽しく撮影が出来たので、それが皆さんに伝われば良いなと思います。
――オススメの写真はありますか?
メガネをかけてちょっとクールな感じに決めたカットがあるんですが、普段メガネをかけて過ごすことはないので今までとは違った姿が見られると思うのでぜひそれは楽しみにしていてほしいです。
――カレンダー発売に合わせて初めてイベントも開催されます。地元・島根でも開催されますが心境はいかがですか?
島根でイベントが出来るというのは感慨深いです。島根の皆さんに自分の活動を知ってもらえるというのはすごく嬉しいですね。友だちからは「すごいね」「イベント行くよ」と言ってもらえたり、家族も「帰って来てくれるのが嬉しい」と言っていたので、イベントがとても楽しみです。
――今後挑戦してみたいお仕事は?
1年間リュウソウジャーでアクションをやってきたのでその経験が活かせるような身体を動かす役とか。あとはトワが明るいキャラクターだったので、ちょっと暗めな、ダークな役にも挑戦してみたいです。
――プライベートで挑戦したいことは?
辛いものを克服したいというのが今年の目標なんです!辛いものが全般的に苦手で、わさびやキムチも食べられないので……今年は辛いものを克服して大人に近づきたいなと。
――最初は何からチャレンジされるんですか?
何からチャレンジしたらいいんですかね……それも分からないので調べてみます(笑)。徐々に辛さのレベルを上げていったら良いのかなと思っていて。最終的にはわさびとか、あとはラーメンが好きなので担々麺とか食べてみたいです!
――それでは最後に、ファンの方々へメッセージをお願いします
リュウソウジャーでは本当にたくさんの方々に応援していただいて1年間やり遂げることが出来ました。これからも良いお知らせが出来たら良いなと思っています。支えてくださった皆さんに勇気を与えられるように頑張っていきますので、引き続き応援よろしくお願いします!


カメラマン:秋葉巧、ヘアメイク:勝部絵理奈、スタイリスト:山田直樹(WAREIKA)
取材:村松千晶
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